完璧主義は無意識に出る

転職活動をしててふと思った。完璧主義が無意識に出ることを。

そもそも「転職活動」と言っても、1日のうちのほんの少しの時間に書類を書いたり、求人をぼんやり眺めてるだけで、面接練習してないし、「活動」と言って良いのかも分からない。

そうなってる原因の1つは、自分の無意識の「完璧主義」にあるのではないかとも思う。
「条件をしっかり見極めなければならない」「ちゃんとした文章を完成させなければならない」こんな思いが、腰を重くしているんじゃないかと思った。
「転職活動を失敗したくない」というどうしようもない呪いで、自分を縛り付けているんじゃないかと。

自分の軸をはっきりさせるとか、声に出して面接練習をするとか、成功に近づくことはきっと出来るんだと思う。
ただ、先のことなんて結局分からないし、二転も三転もするものだと思う。
上手くいったと思ってたものがダメになることもあれば(振り返ればまさに前職がそうだった)、ダメだと思ったら案外上手く転がることもあったりする。

加藤諦三先生の『行動してみることで人生は開ける』「やる気があるから行動するのではなく、行動するからやる気が出るのだ」という旨の文章があった気がする。

図書館で背表紙を見て吸い寄せられるように借りた本

御託の前に、自分には頭より身体を動かすのが必要なのかもしれない。
冒頭で述べたような、「無意識の完璧主義」を意識的に排除しながら、動いていくべきなのかもしれない。
闇雲に突っ込んだり、我武者羅に動けば良いのかと言われれば正直引っかかるのだが、今の自分にはそのくらいの気概を持ってようやく人並みに動けるのかもしれない。

「失敗は成功のもと」
私の好きな言葉だ。信頼する人にも、「やってみたら良い。やり直すことは出来るのだから」と言ってもらえた。

動いてみよう。動くしかない。
客観的に見れば、この世に何例も溢れかえってる、なんの珍しさもない、ありふれた悩み。
「人生は近くで見ると悲劇だが遠くから見れば喜劇である」というチャップリンの名言を、ちょっと思い出す。
周りにとってはそうだが、未来の自分にとっても、取るに足らないことだと思っていてほしい。

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