元DeNA久保康友がドイツ球界へ…の記事
久保がドイツブンデスリーガ移籍??
サッカー久保建英選手はスペインリーグに所属しているんじゃないかって??
いやいや、これは野球界の久保康友投手の話!
実はこの久保投手、高校時代から有名な松坂世代の1人。世間ではソフトバンクの和田投手が松坂世代最後の現役と言われているが、NPBを2017年に離れて以降もメキシコや米国、日本の独立リーグでプレーを続ける現役バリバリ。
そんな久保投手が今度はドイツ球界へ、との記事。
ドイツ野球界にとっての日本人選手
久保投手にとってNPBを退いた時点で野球は"仕事ではなく趣味"になったようで、今回の決断もあくまで趣味の1つなのかもしれない。
しかし、記事によると久保投手のドイツリーグへの加入はドイツ球界にとって「クリスマスプレゼント」や「日本のスーパースター」と報じられているとのこと。
確かに野球が強い日本からサッカーが盛んでマイナーなドイツ野球界(マイナーどころか野球が行われてることを知らない人も多いはず…)に42歳とはいえ日本の元プロ野球選手が来ること自体、ドイツ野球界にとって大ニュースなのかもしれない。
久保投手には単なる趣味に終わらせず、ぜひとも日本の野球の"技術"や野球の"魅力"をぜひ現地の選手に伝えてほしいし、ドイツの野球を現地のメディアやSNS等を通じて日本にも積極的に発信してほしいなと思う。
欧州での野球普及がメジャースポーツへの一歩
野球がオリンピックの正式種目になれないのは兎にも角にも野球というスポーツが世界的にマイナースポーツだから。
過去の投稿にてMLBがロンドンで公式戦を開催したこと、巨人がバングラデシュで野球指導したことを上げた通り、市場を少しでも拡大させようとしているが正直普及とまでは至っていない。
但し、国際オリンピック委員会の本部がある欧州での野球普及は間違いなく野球への見方を変えてくれるはずだ。
その為にも…
Jリーグ発足前の日本にジーコが来た時のように…
突然サッカーの話になるが、Jリーグ発足時ジーコや世界の一流選手の技術に見る人は驚き、選手は目標としたことだろう。
大げさかもしれないが、日本のプロ野球選手がドイツの野球界にとってジーコのような存在になれるかもしれない。
サッカー日本代表のおかげで欧州での日本人に対する評価はうなぎのぼり。そこに乗っかって今度は野球界にも日本人選手が…と。面白くないかな…
もちろん選手にとって生活がかかっているため少しでも長くNPBで野球を続けたい、辞めてもコーチや解説者になりたい、YouTube開設したい、というのは当然だと思う。
例えば、NPBでタイトルを取ったことのある選手、MLBでも活躍した選手が選手生活の最後をドイツリーグで終えるという選択肢があってもいいかもしれない。そしてそのまま指導者として残る選択肢があってもいいかもしれない。
個人の力だけでは難しければ、NPBが組織としてドイツリーグや他国リーグと協定を結んで選手・指導者派遣や選手受入を行ってもいいのではないか。(NPBという組織には期待できないが…)
日本さえ良ければ、自分達の利益さえ良ければの鎖国的な日本の野球界だが、これからは少しでも海外へ目を向け野球の世界普及のために貢献できることに取り組んでもらいたいと願う。
時代遅れのスポーツとして衰退し世界でも表舞台から消えてしまう前に…
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