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オーナー会議でピッチクロック導入の検討を指示…の記事

あくまで導入検討を指示との記事だが、頭の硬そうな方々が集まるオーナー会議の中で思った以上に早い段階でテーマアップされ、検討指示を出されたな、という印象だ。

過去の投稿においてこのピッチクロックを何度か取り上げてきたが、私は導入に賛成の立場である。
 

野球の試合はとにかく長い



3月のWBCは日本中が盛り上がり私も久々に大興奮したが、正直試合時間の長さにはうんざりした。

4月以降、ピッチクロックが導入されたMLBの試合を見るとなんとテンポが良いのだろうと思った。

今シーズン既に何度か子どもを連れて球場で野球観戦したが、集中力が続かない子供達の為に早く次のイニングにならないかなと心の中で何度も思った。試合終盤になるとら初球打ちでアウトになったり、ダブルプレーになると心の中で喜ぶ自分がいる。

野球を小さい頃からやってきて今でも野球は大好きなスポーツで、野球は間を楽しむスポーツであることがわかっていながらも、試合開始から終了まで3時間以上見続けるのは正直しんどくなってきている。

同じことを思う方は多いのではないだろうか…

試合短縮しないと将来野球は生き残れない

今シーズン、球場内では声出応援が復活し、観客数もコロナ前に戻っている印象があるが、私のようなリピーターに支えられている部分は大きい。

プロ野球球団がない都道府県や地方を中心に野球人口が大きく減少しているという実態が明らかになっている。

野球好きな人にとってはピッチクロック導入によって野球の面白さがなくなる、それよりもやることがあるだろうとの意見が多いだろうが、野球に興味がない人に少しでも野球に興味をもってもらいたい、野球を知らない子どもたちに野球に興味をもってもらいたいと新たなファン層を作りたいと思った時に、1度でも野球は間延びするスポーツだ、ダラダラと長いスポーツだと思われたら2度目はない。

今年は他のスポーツと比較する良い機会

今年は今月から9月にかけてサッカー女子W杯、バスケットボールW杯、ラグビーW杯と国際大会が目白押しだ。

しかもこれらは全て時間が決まっているスポーツだ。ぜひ野球ファンの皆さんには見てもらいたい。

これらを見た後にプロ野球の試合を見てみると良い。間違いなく長いと思うはずだ。

また、週末にテレビでMLBの試合を見た後に日本のプロ野球を見てみると良い。同じプロ野球なのにこんなにテンポが違うものかと思うはずだ。

危機感が表れた今回のオーナー会議


議長のコメントの中に「野球が支持されない理由の一つとして試合時間の長さがネックになっているのは間違いない」とあった。

また、ラグビーやサッカーの試合時間を引き合いに出したところに、野球界にとっての危機感が表れているように思える。

変化を好まない野球界にあって今回は前向きなオーナー会議だったと思うし、将来を考えた議論を続けてもらいたいなと思う。


そして、このピッチクロックについても検討状況の確認、早急に課題解決を図り、いち早く導入されることを願う。

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