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空と海と。

いつからだろう
海と空を愛していた
遠くに広がる青さに
この地球に生まれた意味を持たせていた

空があればいいと思ってた
形を変える雲を
眺めているだけで
すべてが報われる気がしてた
分からないことも
手を差し出す勇気も
怖くないと思えた

先の見えない未来ばかり考えて
不安に駆られて憂いて俯いて
波の音を探しに行った
この広い海が貴方みたいだと
気づいたのはいつだろう
怖い夢を見た時に
貴方の手がすぐそばにあるみたいに
いつも私を安心させた

いつからだろう
貴方を愛していた




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