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レアモデル列伝-2  幻のFerrari 250LM

見出しの写真は摩訶不思議な車、1964年のル・マン・テストデイにおいてワークスから参加し、Mike Parkesの操縦で3位に入った記録があるが、Marcel Massini著Ferrari250LMでも、檜垣和夫著のフェラーリ本でもシャーシNo.(CN)が書かれてない(檜垣さんの本ではCN不明)。なおネコ・パブリッシングのSCUDERIAの3号にはNARTからエントリーのCN 5909と記載されている。この1/43モデルはファーストバック仕上げ、1台はMGモデル(手前のモデル)、もう1台はTokolosheモデル(奥のモデル)から販売されていて、その2台ともCN 5843と書かれているが、ドライバー名がまるで異なる。テストデイで3位であったので、そのままル・マンに出走すると考えられるが、後方視界が悪いと言う理由で公式戦での出走はない。またCN 5843の完成は64年の5月なので、4月のテストデイにはまだ完成していない。

なお、この記事の一部は今は無きミニカーマガジン2019 Vol.297に記載した。


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