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フロムゲー初心者のSEKIRO感想記16『葦名の相撲取り-中ボス語り・うわばみの重蔵-』

※この感想記はこちらの記事の続きです↓


※ゲーム中のスクショは2周目や新規データの物なので、ステータスにばらつきがあります。
※画質が悪い画像は記録用に撮っていた筆者の動画のスクショです。


前回までのあらすじ

前回は平田屋敷を攻略しはじめ、全然使いこなせない見切りを使いながら、中ボスである弥山院圓真を撃破しました。
見切りはなんとか使えるようになったものの、中の人的には全然しっくりきている感覚が無く、「これでいいのか?」と常に不安が付き纏っています。
こんなんでこの先大丈夫なのだろうか……。
何度抱いたかわからない不安を胸に、平田屋敷の攻略を進めます。

義父・梟との別れ

中ボスを撃破した先、門を潜るとそこは薄暗い竹林の中の小道でした。

見た所一本道になっている様子。うわあ、敵と鉢合わせると言わんばかりの地形だあ…。
しかし、道中には雑魚敵こそいても草むらや崖側の足場などがあり、身を隠すことは容易くなっています。中ボスを倒した後で神経を使う余裕が無いので有難い。
(ここを進行中にある敵と戦ったのですが、それは別記事にて語ります)

そして坂道を駆け上がり、雑魚敵を振り払った先には、今まさに炎上している大きな屋敷の入り口が。

そしてその炎上する屋敷の中、倒れている人物が1人……。

あれ、この人は…?
狼さんがその人物の前に跪き、

「義父上………」と呟きます。

あ、そうか!

OPで少し登場した、狼さんの師匠であり育ての義父、が倒れています。
どうやら大怪我を負っているようですし、息も絶え絶えです。
こ、これはもしかして助からないのでは……。
梟は今にも事切れそうになりながらも、狼さんに御子様が本殿の隠し仏殿にいることを伝えてくれます。

そして、隠し仏殿に入るための鍵を渡し、屋敷の本邸に行くには崖側を飛び移っていけばいいと教えてもらえました。
最期に声を絞り出し、梟は狼さんに忍としての掟を伝え、事切れます。

「狼よ…忍の掟、忘れておるまいな……」
「主は絶対……!命を賭してお守りするのじゃ……!」

梟の絶命と共に、更に燃え上がる屋敷。

狼さんは…ただ梟の屍を見て黙り込むだけです。
OPで少し登場しただけの梟でしたが、狼さんに対して忍の技術と掟を叩き込み、また狼さんがきちんと義父上と呼んでいることからも、血の繋がりが無くとも親子としての繋がりがきちんとあったことは察せられます。

忍は何を思うのか

梟を弔いたいところですが、今はとにかく先を急ぐしかありません。



炎上する平田屋敷本邸

梟の元を後にし、崖側を鉤縄で伝い飛び移っていくと、小さなお堂のある場所にたどり着きます。
そしてお堂の側には隠し道らしき洞穴が。

途中にいる、謎に良いこといってるモブ

後から思いましたけど、こうやって裏手や隠し道にまで敵がたくさんいるということは、いよいよもって内通者が敵方にいると考えたほうがいいかもしれません。

とはいえ物語は序盤も序盤なので、誰が裏切ったのかは皆目見当もつかないのですが……。

暗い洞穴を進み、垂直に切り立った石壁を駆け上がって登ります。垂直の石壁でも難なくジャンプで駆け上がる狼さんすごすぎ。

暗くて見づらいが平気で壁を飛び上がっている

石壁を駆け上がった先に広がる光景は、今まさに大炎上する平田屋敷本邸

これまでの静かで不穏だった雨の景色から一変、激しく屋敷を燃やす炎が立ち上ります。ここからまさに、平田屋敷の物語がクライマックスへ入ることを示しているようです。

雑魚敵たちも狭い道にかなりの数が配置されており、ある程度は忍殺しつつきちんと処理していかなければいけません。
逃げつ隠れつ、おっかなびっくりですが確実に進んでいくことにします。

少しだけ進むと、屋敷の中央に広がる庭園が見えてきます。
広い池に青々と繁った水草。この水草に身を隠して進むことができそうです。これ幸い、利用させてもらいましょう。

ん?

あれ?なんか雑魚敵多くない?

ちなみに屋敷内にもめっちゃいる

遠目からでもわかるほど、屋敷の中や庭など、至る所に雑魚敵が配置されています。
そして雑魚敵たちを従え、その中央に配置されているのが…。

巨漢の相撲取りのような男が堂々と居座っています。どうやらこいつがこの場所の中ボスのようです。
多くの雑魚敵と中ボス。いつぞやの山内典膳を思い出します。
とはいえ、一度経験している状況です。こういう時は急がず焦らず、1人ずつきちんと処理していきましょう。

毒息相撲取り うわばみの重蔵(野上さん添え)

さてさて、距離を置いたり逃げたり隠れたりしつつ、雑魚敵処理のフェーズに入ります。
幸い、雑魚敵は索敵こそしつこいものの、本邸の脇に入った小道の先に隠れるスペースがありました。しばらくここで時間を潰せば、自動的に相手の警戒状態は切れるようです。

屋敷の脇に入り込める省スペースがある

ちょっとのんびりした攻略になりますが、何せこっちは初心者。じっくりやっていくことにします。

よしよし、1人ずつ雑魚敵を処理しては、周囲にいる敵の警戒状態が解けるまで、また裏手の方へ………。

「やあやあ我こそは!野上玄斎!!」

えっ?

「国盗り戦の、葦名衆が一人よ!」

誰ーーーー!!!!???いやマジで誰!!!???


雑魚処理にかまけて完全に見逃していましたが、どうやら草むらにお助けNPCがいたようです。
のっ、野上さん!?何者!?いやそれより!なんかめっちゃ声高に名乗ってるしそのまま戦ってる!!
あ、でも、これはチャンス!?二人がかりなら倒せるかも!?

相対するボス、うわばみの重蔵はまるで相撲取りのように巨大な体躯です。

とにかく一撃が重い!

その獲物も、体格にふさわしい極太の大太刀、おまけに時折何かを飲んで毒液まで吹きかけてきます。もちろん当たれば毒状態。タチわっっっる。

動き自体は遅めに見えていましたが、攻撃の緩急のつけかたが激しくなかなかリズムが掴めません。
更にひとつひとつのダメージが大きく、一撃でももらえば、即瀕死の状態になってしまいます。

さすがにあたふたと慌ててしまい、最初はそのままゲームオーバー。いや絶対これ野上さんに驚いたせいですって……。

というわけで、敵にバレないようにまず野上さんに話かけてみます。

見事に場を引っ掻き回した人

会話では断片的な情報しかでてきませんでしたが、野上さんは
「九郎様を、救わねばならぬ!」
「そうせねば、一心様に申し訳が立たぬわ!」

と仰ってるので、葦名の領主という葦名一心に仕えているか、あるいは平田屋敷でお勤めしている武士なのでしょう。
さて、じゃあ会話も終わったし雑魚処理に………

「うおおおおおお!!!」

いや勝手に突っ込んで行くのかよ!!!

そしてまたもやゲームオーバー。もういい加減にしてくれ野上さん。

まあ、とりあえず学びは得ました。
野上さんに気づかれないように雑魚処理をして、そのあとに重蔵と戦い、野上さんの元へ重蔵を誘導すれば、可能な限り野上さんのHPを温存した状態で、2対1に持ち込むことができそうです。
これならだいぶ有利に戦いが進められそう。

やることは見えました。
いざ!行くぞ!

とにかく最初は焦らず騒がず、雑魚処理をしていきます。
慣れた人であればサクサクやれちゃうのでしょうが…なにせこのゲーム、焦ったり急いでも何も良いことは無いと叩き込まれます。
よわよわの自分は、焦らず確実に確実に……

「やあやあ我こそは!野上玄斎!!」

いやまたかーーーーーーーーーーい!!!!

どうも移動する場所が悪かったのか、野上さんの索敵範囲に敵が入ってしまいました。
いやもう仕方ない!幸い、雑魚敵はほぼ処理していますし、このまま重蔵戦へ持ち込みます!

何回か戦ったことで、戦法も学びました。
とにかく現状の自分ではあまり弾きは当てになりません。赤鬼の時のように、ヒットアンドアウェイで大きな一撃をもらわないことを意識していきます。

しかし…………。

「九郎…様……」

のっ、野上さーーーん!!!!!!!

野上さん、脱落…!しかしそれに動揺している暇はありません、今はとにかく重蔵に集中します!

ただ、野上さんのおかげでかなり重蔵の体力を減らせています。
あとは今まで覚えた動きを確実に叩き込んでいく!相手が毒液の準備をしたら距離を置く!剣戟は焦らず避ける!

取った!!!!!

うわばみの重蔵、撃破………!

雑魚処理もあったので時間こそかかってしまいましたが、なんとか突破できました。
残念なことに野上さんは生存させられませんでした…2周目とかで頑張って生存させてあげたいです。

そして……………

難敵たちを乗り越え、ついに辿り着いた平田屋敷本邸

ここで初めて、自分は日を跨いでまで戦うことになる鬼のようなボスと出会うのです。

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ではでは、今回はここまで。
次回は平田屋敷の終盤戦。ついにSEKIRO屈指の序盤の鬼門であるボスが登場します。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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