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フロムゲー初心者のSEKIRO感想記15『最強スキル「見切り」-中ボス語り・弥山院圓真-』

※この感想記はこちらの記事の続きです↓

※ゲーム中のスクショは2周目や新規データの物なので、ステータスにばらつきがあります。
※自分の過去動画のスクショとか混ざってるので、一部画質が悪いです。

前回までのあらすじ

前回は平田屋敷の序盤を進めていき、穴山と出会ったり忍具の回収などを行いました。
徐々にですが、平田屋敷にまつわる因縁が明らかになっていき、狼さんの忘れてしまった記憶にも近づきつつあるようです。

この先に待っているのは一体なんなのか……引き続き平田屋敷を攻略していきます。


義手忍具と仏師の思い出


少し平田屋敷から話は逸れますが、葦名城下を進めていた時、仏師さんからこんな話を聞いていました。

「お前さん…勘が戻ってきたようじゃな」

なんと成長を褒めてもらいました。やったね。
仏師さんは続けて「これをやろう」と、一つの書物をくれます。

頂いたのは「忍び技の伝書」
侍には真似できぬ、地に足つけぬ戦いの技、隠密の戦い方が記された書ということです。
画像が小さいですが、ボロボロの伝書とはいえ木箱に納められて大切に保存されていることがわかります。仏師さんにとって相当思い出深い品のようです。
そして伝書をいただいたことで「流派技」と「スキル」の項目が解禁されました。やったー!

「スキル」はスキルポイントを消費して習得できるもの。ゲームだとお馴染みのシステムですね。

スキルで得られるのは技もそうですが、常在効果という、コマンドを入力せずとも常に発動している状態のスキルもあるようです。これで戦闘がだいぶ楽になるかも。

サンプル画像みたいに使いこなせる気がしない

「流派技」はスキルポイントで獲得、あるいは仏師さんから貰ったように書物を手に入れたりして習得できる特有の技。

これらの解禁に伴い、鬼仏でスキルツリーも解禁されました。

ゲームやってると見覚えがある形

今後は流派技とスキルについても考えながら戦闘をしていく必要があります。
やれることが増えて戦闘に工夫も出せますし、何よりスキルは明確なメリットになり得るので積極的にポイントは集めていきましょう。


そして竜咳イベントが終わった後のこと。

エマさんに再度話しかけると、仏師さんの竜咳が治ったお祝いにこちらを渡して欲しいと頼まれます。

酒とは振る舞うもの

おお!お酒だ!
まだまだ娯楽が少ない時代でしょうし仏師さんにぴったりなお見舞いでしょう。
狼さんがこれは何かと聞くと、
「ふふっ…。あの人の好きな……お茶です…」とエマさん。
お茶?なんでお茶って言うの?

と、思いましたけどよくよく考えたら仏師さんは曲がりなりにも、仏教に帰依してらっしゃるので、そりゃお酒は御法度ですね…。
これはエマさんなりの冗談と気遣いなのでしょう。

さっそく仏師さんにお酒を届けます。

狼さんが茶だと言ってお酒を渡すと、仏師さんもその意図を察したらしく「旨そうな茶だ」と受け取ってくれます。

雪国の葦名では酒は特に旨そう

ここの声優さんの演技が素晴らしく、本当に旨そうにお酒を飲む仏師さんを見ることができます。筆者も飲みたくなってきた。

お酒が入って少し気分が良くなったのか、仏師さんは昔話を始めてくれます。
今後も似たような事があるのですが、SEKIROはお酒を渡してお話を聞かせてもらうというイベントがあります。お酒は人を話したがりにさせますね。

仏師さんはその昔、左腕を失い、エマさんの師匠である道弦によって義手を作ってもらったそうです。
伝書をくれたこと、そして斧のテキストにあった左腕を失った忍。
なんとなく思ってはいましたが、やはり仏師さんはかつて忍だったようです。

けれども、如何に絡繰の天才である道玄といえど、義手作りは至難だったようで。何度も何度も作り直してくれたそうです。
義手を動かす訓練だと、幼いエマさんにせがまれ独楽などを彫らされたと語る仏師さん。仏頂面が常の仏師さんですが、エマさんのことを話す時は心なし嬉しそうです。

「忍を捨てた儂だが……」

「それだけは、捨てられなんだわ」

かつて忍だった仏師さんから、忍びとしての技を受け継いでいく。

手取り足取りでもなく、口伝でもなく、一つずつ、自分の持ち物を渡すことで技を継承する。

酒の肴に、いいお話を聞けました。



忍び狩り・弥山院圓真


さて、話は戻りまして平田屋敷です。
その序盤を越えつつある所で、大きめの橋を渡った先に少し開けた場所がありました。

高い櫓、所狭しと植えられた紫陽花。奥には門も見えます。ここが中間地点といった具合でしょうか。

その場所の中央付近、明らかに異質な者がウロウロしています。

白い頭巾、長大な槍。
そして周囲には複数人の雑魚敵たちが配置されている。
間違いありません、どう見ても中ボス戦です。

得体の知れない相手ですが、まずは山内典膳戦で学んだように雑魚を処理していきます。
SEKIROは複数人を相手にするゲームではない。ここまででもう、嫌というほど学びました。
(こっちはそう思ってるのに何故かフロムさんは複数の敵を送り込んでくるのですが)


雑魚処理も終え、さあ、いざ勝負!

敵の名前は忍び狩り・弥山院圓真!
(何て読むのか分かりませんがたぶん「みやまいんえんしん」かな)

途中のNPCが話していた忍び狩りが、ついに登場しました。
いくぞ!!

(ちなみに、強そうで怖かったのでしっかり1回目は背後忍殺をしています)

KUSHIZASHI!

ぐわーーーー!!!!!!!

物凄く見事に槍で突き刺されました。

そして、優しいフロム様から説明が提示され、突きだったらスキルツリーにある「見切り」を使えと言われました。

そもそも自分は見切りを覚えてたっけ?

スキルツリーで確認してみます。

あった。

見切りは相手の突きに合わせて、タイミングよく◯ボタンを押すことで発動するもの。突き攻撃を無効化し、さらに相手に対し体幹ダメージも与えることができます。

テキストの

「誤れば死地に至るだろう、だが見切ればすぐにも殺せるではないか」

という言葉が印象的。

しかしここにきて専用のタイミング系スキルか……まったく不得意というわけでもありませんが、私に使いこなせるだろうか?



まったく使えない見切り


ひとまず見切りは習得したので、何はなくとも戦ってみることにします。
相手の突きを待って……待って……。

マジでタイミングが掴めない

いや、わからん!!!!!!!!!


想像以上に相手の突きの速度が遅かったり早かったりバラバラです。まったく見切りのタイミングが掴めません。
というか、まず見切りの使い方がこれで合ってるのか?というレベル。

合ってたとしてどんな効果が出るのか、突きを無効化するという情報は知っていても、成功できない限り、体感が掴めず中々自信もつきません。

その後も何度か見切りを使おうとちまちま雑魚を倒しては挑戦を繰り返しますが、まあ見事に上手くいきません。

ほ、本当にできるのかこれ……?

正確な数は覚えていませんが、5、6回ほどの死亡を重ね徐々に不安が大きくなっていきます。
河原田直盛ほどではないにしても、シンプルに負けがこむと気も沈んできます。

そして、もう一回、もう一回と続けている時…。


見づらくて申し訳ない。見切りしてます

えっ!!!!???あっ!!!!!!!

で、できた!!!!!??????


今できたのか!?できたよな!!!見切りできたよな!!!!!!!!

急な成功に慌ててしまい、その時はやられてしまいましたが、確かに一回だけ見切りを成功させました。

成功映像を明確に見たことで、成功した際にどんな動きをするのかも確認できました。本当に槍を踏みつけてる…なんて恐ろしいことをするんだ狼さん。

また、後から確認したことですが、確かに見切りを成功させた際に相手に対して大きな体幹ダメージが入っています。
これなら、2回でも成功させればかなり追い詰めることができそうです。

よし!!やるべきことは見えた!後はこれを相手を倒せるまで続けます。


辛勝、そしてまた不安


ここからはとにかく数をこなしていくしかありません。

1回目の見切りはできたから、目指すは2回目の見切り……!!

できた!!!!2回目の見切り!!!!!
もう自分の体力は殆どありません。しかし考えを冷静にする余裕も無い!!
相手はもうフラフラの筈!!

押せ!とにかく押しきれ!!!!

倒したーーーー!!!!!!!

ほとんど偶然ですが、見切りを2回も成功させたことで相手を大きく追い詰めることができ、撃破しました。やったーー!

ただ、倒せはしましたが、微妙な気持ちです。
見切りを成功させはしたものの、ほとんどがむしゃらにやっていたので全然タイミングもわからなかったし……。

今は倒せたから良しとします。
しかしこんな調子で、他の敵にも見切りを使いこなせるんだろうか………?

もちろん、無理に見切りを使いこなす必要は無いのかもしれません。
私自身も、必ず使わなければ!と思っているわけではありません。

ただ、用意されているスキルである以上、「それがもたらす楽しさを理解したい」という気持ちがあるのです。

うーん、見切りの使い方がわかる日は来るのだろうか………。


しかし、この時はまだ気づいていなかっただけなのです。


ほとんど使いこなせてなかったこの「見切り」こそが。

序盤で手に入る初歩的な技術こそが。

SEKIROをクリアまで導いてくれる最強スキルであることに。

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ではでは、今回はここまで。
次回は平田屋敷の中盤戦。あるNPCとの出会いと、またも中ボス戦です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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