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『太ってるね』より『痩せてるね』は平気で言う人が多いけれど…


私は子供の頃から『痩せている』事が
悩みの一つでした

会う人会う人に『痩せてるね』
と言われたり



『ちゃんとご飯食べてるの?』
と心配されたり…

極めつけは…


『ガリガリだね』

『骨と皮だけ』

と言われた事もあります…。


言う側には悪気がないのかも知れません


言われた側はその言葉が何年経っても
マイナスなイメージとして
インプットされ続ける事があります
(個人差はありますが)



きっと私の場合は、
その事を言う人の顔が



気の毒そう…可哀想…のように
可哀な人を見る眼差しに
感じてしまったから
かも知れません


今思えばこれも私の捉え方の
クセだったのかも知れませんが


子供の頃はそんな風に
冷静に分析する事は
出来ませんでしたし

痩せている事=あまり良くない事

と思い込んでいました


なので何とか太る為に


『太らなきゃいけない』
と必要のない目標を掲げていました


私が子供の頃は

今の様にスマホで簡単に
情報収集できる時代では
なかったですし


テレビや雑誌では
『痩せる方法』は
たくさん紹介しているのに


『太る方法』を見聞きする事は
ありませんでした

だから
ただひたすら


『食べる』事に一生懸命でした

結果的には…
一時的に少し体重が増えた
時期もありましたが


手応えを感じられる事は
ありませんでした



『太っている』より『痩せている』
の方が言う側のイメージとしては

マイナスだと捉えていないから
口に出す人がいるのかも
知れませんが


捉え方は人それぞれです


何気ない一言が
悪気がないその一言が

時には誰かを
深く傷付けてしまう場合が
あるという事


子供がある日

学校に行きたくない
と言ったその背景には…

このような理由が隠されている
事もあります

先生の言った一言

友達が言った一言が


学校に行けなくなる程
深く傷付けてしまう


言った側は記憶にないくらい
何も考えずに口にしたかも
知れないけれど

言葉は人に光を届け、
優しさや喜びや安心を伝える
大切なものであると同時に


恐怖や間違った思い込みを
持たせてしまう凶器にも
なってしまう


言われた人が笑っていたとしても

心の中で泣いている事もあります


人の心に光を届けられる
言葉選びを
心掛けられたら


今よりもっと平和な世界に
なるのだと思います

誰かの何気ない言葉に
長年、苦しんでいる方がいましたら


その言葉により
出来てしまった思い込みは
事実ではありません


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