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安倍晋三が首相であった当事,和泉洋人首相補佐官と大坪寛子官房審議官コンビの「コネクティングルーム」という話題の追論-老いらくの恋?-

 ※-1 老いてマスマス盛んでいられるのはそれなりの努力と意欲のたまものか?

 本日2024年8月9日のこの記述は,標題のなかに「追論」と付記してあるとおり実は,本ブログ内ですでに2024年6月20日にとりあげていた和泉洋人と大坪寛子官房審議官とのコンビ(両名の肩書きは2020年2月当時におけるもの)が演じてきた「やや褪せた色の桃色物語」を,再度思い出させられるあるきっかけがあって,この2名の話題をとりあげることにした。

 付記)冒頭画像は大坪寛子官房審議官(2020年当時の画像)

 2024年6月20日に記述したブログはすでに,この2人の恋愛ゴッコの楽しさを,かなり入念に伝える内容として書いたつもりである。そのリンク先住所はつぎのものであった。

 a) 本日は,この2024年6月20日の記述を受けてその続編を書いてみようという気になった。

 そのきっかけは最近,森 功『菅義偉の正体』(小学館新書,2021年2月)をいまごろになって入手し,一読したことにあった。なお,参考になる画像資料がこの2024年6月20日の記述にはいくつか提示されていたので,本日のこの記述中にものちほど,それらを再度紹介することにしたい。

 森の同書は,結論部分のさらにその末尾において,菅 義偉という首相のことを端的に,「叩きあげの苦労人という虚飾の仮面が剥がれつつある」と(397頁),截然と論断していた。

 要は,菅 義偉の基本的からして「国家観の欠落した個人宰相の限界」(392頁)は,とりわけ,彼が独自に唱えたつもりらしい「自助⇒共助⇒公助」という,まさに倒錯した政治観(日本国憲法を完全に軽視ないし無視する立場)となって,その価値観・人生観の一部をはしなくもみずから明瞭に開示させた。

 b) ところが菅 義偉自身は,それはそれで「自分なりの〈国家観もどき〉の考え」の構築になりうると思いこんでいた。そして,仮にでもその考えを正直に告白したつもりになれていた。しかし,他者の側から観察してみるに,彼自身なりのそうした政治理念や人生哲学の実質的内容は,もとから絶対的に〈貧困の哲学〉に根を生やしていただけに,いたずらに空虚さだけをめだたせるだけであった。

 菅 義偉からは,そうした「種類の事実」しか一般国民のあいだには伝わってこなかったのだから,結局,菅は「内閣官房長官を務めたところ」で,政治屋を辞めておけばよかったところを,それより上を狙ってさらにその終局にまで展開できたせいで,いうなれば「お里が全面的にしれ」わたってしまった。

 菅 義偉はなかでも,一国全体におよぶ行政管理の問題次元において,内政のごく細部にのみ異様に依怙地にこだわった「彼なりの手腕」(=実質でいうと「その細腕ぶり」)」は,それなりに発揮できてきた。

 c) とはいえ,菅 義偉は外交の方面・領域になると,自分なりの理念も方針も原則もなにももちあわせていなかったゆえ,首相の任期中において外交路線の全般に対して,大所高所からする方向づけはなにもなしえず,目にみえるものとして成就しえた成果を,なにひとつ生みだせなかった。

 この菅 義偉に固有であった以上のごとき「政治屋として本来的な制約」は,当然のこと,1年程度の首相在任で終了になった「必然的な要因」を,事前にしこまれていた証左にもなった。

 ここで前後する話は,安倍晋三から菅 義偉に首相が交代した時期にかかる論題であった点を確認したうえで,森 功『菅義偉の正体』2021年2月から,つぎの個所を画像資料で紹介しておく。

385頁
386頁に和泉洋人が登場
388頁に大坪寛子が登場

 

 ※-2 安倍晋三・菅 義偉&「和泉洋人首相補佐官と大坪寛子官房審議官の LOVE LOVE 桃色コンビ物語」はいまだに継続中?

 「男性首相補佐官と女性厚労官僚が海外出張で泊まった『コネクティングルーム』ってなに?」『東京新聞』2020年2月20日 15時08分, https://www.tokyo-np.co.jp/article/17773 参照。

 この記事を引用する前に断わっておくが,この『東京新聞』の記事は4年半前の報道であった。ここで指摘されている出来事の内容については,いまだに事後の議論が喚起されていた。この記述では以下の※-3のほうでさらに関説する。

事前の断わり

 a) 和泉洋人首相補佐官と大坪寛子官房審議官のいささか色あせ気味にピンク色に栄えた「男女間コンビ」が,2020年2月の当時,すなわち,新型コロナウイルス感染症が日本でも流行しだした初っぱなの時期から,「マスコミ・メディアの題材(好餌)」になっていた。

 その事実は次項の※-3でもさらに,電子版などの記事の内容からとりあげる話題となるが,この「アベック」--これは古い表現の,そのもとは avec というフランス語の前置詞・副詞の綴りであり,この原語の意味そのものにはなかった「男女の2人連れ」という名詞的な用法となって,それも「日本語」としてい使用されてきた--の「お二人さん」が,

 こんどはその職位・肩書きを先に出して呼ぶが,当時,安倍晋三「首相補佐官」であった和泉洋人と,厚生労働省「官房審議官」の大坪寛子とが,海外出張でたがいの部屋を行き来できる「コネクティングルーム」に宿泊するという,ちょっといやらしいのだが,かつまた,いささかねたましい問題を起こしていた。

 野党は「税金を使った公私混同」と批判し,その2020年の2月19日には,安倍晋三首相が国民に疑念をもたれない行動をするよう和泉氏を注意したことが明らかになった。といことで,通常,このタイプの部屋はどういう人がどんな目的で利用するのだろうか〔という関心まで世間の側では興味を抱かれた〕。

大坪寛子官房審議官はこのとき国会内で記録させた面相は
あんたたち「私をどこの誰だとおもっているの」とでも
形容したらよい表情を露骨に出していた


 b) コネクティングルームについては,『週刊文春』が2018年のインド出張で使用されたと報道。大坪氏は2020年2月7日の衆院予算委員会で,「和泉氏が出張前に体調を崩し,万全を期すため,医師免許をもつ人間として同行した」と述べた。

 補注)医師免許をもっているからといって,厚生労働省の医系技官たちが実践的な医療に熟達をしているという保証はない。むしろ,医療現場そのものとは疎遠な立場で,つまり,たとえば外科的にいえば,「切った張った」の医療行為に専門医としての立場から実際に関与しえている者は,例外的な存在である。

 大坪寛子官房審議官よりも,もしも和泉洋人首相補佐官のために医師の同道が必要だというのであれば,看護師でもよいからいっしょに出張させればよかったのである。それでもコネクティングルームをわざわざ確保する理由にはなりえない。

 いうなれば「痛くもない(実は痛い)腹を探られる」ような行為をわざわざ公務出張のさいしていながら,「そうではない」などと応えたところで,どの道,ひどくウサン臭いことに変わりはなかった。

〔記事に戻る→〕 その後の同委員会で,外務省の担当者が,ミャンマー,中国,フィリピンの出張も含めコネクティングルームの利用は4回あり,部屋割りは補佐官室の指示でおこなわわれていたと答弁。2020年2月19日には,菅 義偉官房長官が首相の注意を明らかにしたうえで,「公私は分けていると聞いている」との認識を示した。

 補注)この菅 義偉の応答はトンチンカン。そう「聞いている」という認識のなかには,いわば2段階の「バイアス(基本のずれ)」がまざりこんでいた。

 まず,その「聞いたことじたい」として受けた返事そのものの中身が,そもそもいいかげんなそれであった。さらに,「公私は分けている」と応えてきた点は,そもそも宰相から答えになっていなかった,その境目を識別する手立てがなかったその「返事」。ということで,ウサン臭さは指数級数的に相互に増大するほかなかった。

 c) というしだいになっていたが,ここでつぎの図解を入れておきたい。ご覧のとおりこれは,コネクティングルームの解説図一例である。和泉洋人首相補佐官と大坪寛子官房審議官「ご高齢コンビ様・御一行」が,本当に利用した「ホテルの現物のコネクティングルーム」の図解である。

後段の記述に出てくるのだが
この2人はその後めでたく結ばれ夫婦になっていた

つまり結婚したとかで多分

この公費出張のときを借りて本当の夫婦となるための
予行演習の舞台にでもここを利用でもしたのかもネ

しかしそうだったとしてもそれはまずい

公私混同とのケジメをつけておらず
どだいTPOをわきまえていなかったことになる

〔記事に戻る ↓ 〕  

 ◆-1 廊下に出ず隣室と自由に行き来  そもそもコネクティングルームとは,どんな部屋なのか。旅行会社で勤務した経験がある旅行ジャーナリストの大川原明氏は,同タイプの部屋に宿泊したことがあるという。

 「部屋同士を接続するドアを開けっ放しにしておくと部屋が広く感じるし,自由に行き来できる。いったん廊下に出て,相手の部屋をノックし,ドアが開くのを待つ煩わしさがないのが最大の特徴だ」

 中でつながってはいるが,部屋番号は別々で,予約上も別の部屋になる。宿泊料は,通常の二部屋分と変わらない。「いわゆる途上国でも,高級ホテルは大抵ある。国内のビジネスホテルでは見られないが,シティーホテルなどでは珍しくない」

 ◆-2 家族連れや友人グループに人気  どんな人が使うのか。同タイプの部屋を複数用意する国内高級ホテルの広報担当者によると,よく利用するのは2世帯,3世帯の家族連れや友人同士という。

 「純粋に仲の良い男女混合の友人グループにも好まれる。夜はお酒を飲んだりして,寝るときに別々の部屋に分かれたりするのではないか。でも,普段は接続ドアに鍵をかけ,普通の部屋として使うことの方が多い」

 ◆-3 元外務官僚「意識して押さえることはない」  人間関係は近いが,ひとつの部屋には収まりきらない団体にニーズがあるようだ。では,セキュリティーや情報管理を重視する政治家や官僚が利用することはあるのだろうか。  

 元外務官僚の孫崎 享氏は在外日本大使館での勤務時代を振り返り,「政治家らが海外出張するさいは現地の大使館が宿泊先を手配するが,不審者がいればすぐ分かるように大抵ワンフロアごと部屋を押さえる。そのなかにたまたまコネクティングルームとして使える部屋が入っていることはあるが,意識して押さえることはしないですよ」と語る。  

 ◆-4 「体調不安」でも普通のドアから入ればいい  首相などの要人の宿泊で,警備のSPがいつでも駆けつけられるように使われる可能性については,「首相もプライバシーを守りたいから,嫌がられる」と否定。

 誰にも目撃される心配がないため,極秘の打ち合わせにも使えそうだが,「そんな機微情報のやりとりは,盗聴などの心配がない大使館内の部屋でおこなう」と話す。  

 孫崎氏は「体調の不安を理由に活用したという事例は経験もないし聞いたこともない。だって,普通のドアから入ればいいのですから」と指摘した。(引用終わり)

 d) 以上,『東京新聞』2020年2月20日のコネクティングルームに関した,それも具体的に「和泉洋人首相補佐官と大坪寛子官房審議官のいささか色あせ気味にピンク色だった〈男女間コンビ〉」の「間柄問題」に深くかかわる解説は,ここまで話が進んだということで,いささか興ざめの感なきにしもあらずになったが,

 なんといっても,国民の血税を充てての出張ゆえ,また男女2人連れの官僚(高級官僚)同士の話題ともなれば,そのへんの配慮は当初から十分になされるはずだと思いたかったが,あにはからんや,その配慮がなされる方向性を決める磁石じたいが,もともと狂っていたかのような印象がさけえなかった。

【ここで前段で予告してあった参考画像のあれこれ】-2024年6月20日の記述において使用した,ほかの関連の諸画像-

これは京都で観光中
もちろん公費で出張中の出来事
説明不要
国会での答弁でみせた表情

これ以外にも同じ委員会での写真があるが
完全に人を喰っ表情を露骨に表出していた

東電福島第1原発事故の関連では
当時の東電会長勝俣恒久が披露したとてもないあの
他者たちを睥睨する眼力には感心したが

このお姉さんの迫力は女版としてなどという前に
それはもうたいそうな見応えがあった


 ※-3「安倍・菅政権で最強の『官邸官僚』が『71歳の恋』を実らせた…? お相手はあの『大物女性キャリア官僚』」『現代ビジネス』2024年7月29日(元記事は『週刊現代』から「プロフィール」),https://gendai.media/articles/-/134408

 a) 霞が関で広がる「艶聞」 

 安倍・菅政権には「官邸官僚」と呼ばれる大物官僚たちがいた。そのなかで,表舞台からは姿を消したが,いまなお大きな影響力をもつのが,国土交通省OBで両政権の総理補佐官を務めた和泉洋人氏(71歳)だ。

 「菅前総理が最も信頼する官僚」といわれる和泉氏は2021年10月の退任後,大阪府・市の特別顧問に就任。さらに日本建築センター,住宅生産団体連合会など建設関連の各種団体顧問のほか,母校である東京大学の特任教授も務める。

 b) その和泉氏の艶聞が,霞が関で広がっている。

 「2020年に『コネクティングルーム不倫』の疑惑で大騒ぎになったお相手,厚生労働省の大坪寛子局長と再婚したらしい」

 大坪氏もまた,安倍・菅政権で頭角を現した官僚のひとりだ。2019年に厚生労働審議官に昇進し,翌年からは新型コロナ対策で奔走。手腕を買われて昨夏の人事で健康局(現健康・生活衛生局)の局長となった。その後も紅麹問題の対応などで活躍中だ。

 c) 安倍元総理にも「注意」されたが…

 和泉氏と大坪氏は,海外出張のさいに高級ホテルのスイートルーム,しかもふたつの部屋がつながった「コネクティングルーム」に同泊したと『週刊文春』に報じられた。この件は国会でも取り上げられ,当時の安倍総理が和泉氏を注意したことも明らかになっている。

 「しかし,その後も二人の交際は続いていて,霞が関ではしられた関係です。和泉さんには妻がいますが,長らく別居しているそう。一方で大坪さんについては,親しい知人に『気持ちよくお付き合いしています』と明かしたり,会合に同伴して現れることもあります。

 補注)ゲスの勘ぐり。「気持ちよくお付き合い」って,いったいどのような付き合い方を意味するのか,もっと説明してほしいところだが,そのあたりはたがいに忖度のうえ,かつまた想像力もたくましく推理することにしておけばよい。

〔記事に戻る〕 

 d) まもなく57歳の大坪さんは,来夏に消費者庁の次期長官に就くのが既定路線。将来がみえて,ケジメをつけることにしたのかもしれません」(霞が関キャリア官僚)

 補注)この記事の意味はまだよく理解しかねる。いまごろ「ケジメ」といわれてもネえ,なにいってのという印象。ここで引用している記事は2024年7月時点のものであったが,問題は2020年2月時点で「すでに問題になっていた」ゆえ,この「そもそもの話として」からが問題であったはず……。

 つまり,コネクティングルームうんぬんの話題が問題になっていた時期にあっては,ケジメもへったくれもなかった状態で,お2人の LOVE LOVE なる親密な関係があったのだから,この時期にまでさかのぼって「ケジメ」を,それも公の立場からつける必要があった。

 e) そのところを,所ジョージではあるまいに「そこんトコロ」よろしくの要領でごまかすのは,御法度である。正式に結婚すればそれで問題はチャラにできるなど勝手に宣言するのは,とうてい不可。

 公私混同の極みという道筋が確実に記録されていたのに,お二人はめでたく結婚されたので,コネクティングルーム的は過去問の過去は問いませんというでは,あまりに調子がよすぎるというか,寛容がありすぎた。

〔記事に戻る→〕 和泉氏の勤務先である日本建築センターに事実関係を問い合わせたが,回答はなかった。「古希の恋」は実ったのだろうか。--『週刊現代』2024年8月3号より。

 --以上,当時からの和泉洋人首相補佐官と大坪寛子官房審議官の「コンビ的に調子のよかった」お付き合いの状況は,公費出張でのちに結婚するこの2人がのちの共同生活の予行演習をしていたという推理が,むげに否定できないどころか,濃厚にその疑いがもたれて,当然も当然であった。

 なぜかといえば,2人は公務出張を通してだが,事後「結婚するほど」に親密な関係を構築してきたわけだが,その途中でたとえば,京都への主張の合間にこの2人が週刊誌記者に盗撮された親密な姿は,

 結婚していてもいなくとも,それはもうまことに仲睦まじい,「洋人さんアーン,口開けて,かき氷をね,はい!」というワンシーンまで演じていたとなれば,いまさらなにをかいわんや。

 あとで「この2人が結婚してケジメをつけた」? 冗談にもほどがある。世間の常識的な理解でも前後の脈絡をわざと混乱させる妄言は,それこそホドホドにすべきである。

 安倍晋三の第2次政権時は,自民党政府の私物化(死物化)政治が,つまり「いまだけ,金だけ,自分だけ」の恣意的な行為がまかり通っていたが,和泉洋人と大坪寛子の,ある意味「バカップル的な公費に悪乗りしていたラブラブの行動」は,まさにその「自分たちのいまだけがよければよい」とした高級官僚たちの堕落ぶりを,またひとつ実証しえたことになる。

 そもそも和泉洋人という首相補佐官と大坪寛子という官房審議官が京都に公費出張旅行にいったコンビとして,いったいなにを仕事・任務にしていたかという問題については,たとえば,つぎの記事が参考になる。

 ろくでもないあの安倍晋三の政権のもとではまたろくでもない官僚たちの,いってみれば国賊的な盲動があったことになる。現状の日本,経済状況の問題でどのくらい苦しんでいるか? 

 あのアホノミクスの後遺症であったことはいうまでもない。

 だいぶ昔,プロ野球投手だったえもやんが「ベンチがアホやから……」という〈非難のことば〉を吐いたことがあった。

 21世紀に日本もまったく同様に通用するその文句である。いま首相の地位に就いている「岸田文雄といういまの首相のことば」のそのひとつひとつの軽さ,それらに不可避の不用心さもまた,現実が当面する「異次元的な大迷惑」になったままであるが……。

 早く政権を交代させないと,もうすぐ,本当に「日本沈没」する。


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