れいわ新選組代表山本太郎のもっともであり,よりまともな政治観・憲法観
※-1 憲法記念日につぎのせりふを吐いたのが,山本太郎
最近は,民主第1のためのの政治が完全に欠損状態の「自民党・堕落政権」が,ところかまわずにのさばる日本の為政になっている。子ども・女性・貧困者にまともに視線を向けない政治なのである。
だから,この人たちを真剣に助けようとはしていない岸田文雄の内政は,すでに後進国の水準となんら変わりないとまで,自他ともに認定される始末である。
※-2 「プーチンのロシア」によるウクライナ侵略戦争が開始する直前に書かれた記事
まず,いまから1年と3ヶ月前に報道されていた「人が消えた繁華街 中途半端なキシダメノミクスに怨嗟の声」『日刊ゲンダイ』2022/02/04 17:00,https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/300914 という記事は,
当時まだ収っていなかった「コロナ禍の問題」への取り組みもさることながら,まるでダメな為政しか全般的にできていなかった岸田文雄の執権・采配ぶりを批判していた。
【関連図表】-『毎日新聞』2023年5月5日朝刊から「新型コロナウイルス感染症」関連の特集記事,コロナ禍が第9波を起こさないという保証はないかも-
つまり,政治家であるならば自分なりにもっているはずの「なんらかの政治理念」が,そもそも「あるのか,ないのか」さえ不分明な,つまりは「世襲3代目の政治屋」そのものである人物として,格別にアイマイさだけを誇れるような岸田文雄の場合,存在感などゼロに近い「政治屋の姿」としてしか映らない。
ところが,その人であってもこのところは,日本の政治を担当する国家最高責任者としての任務を,主観的には遂行できいるつもりらしいが,はじめからたいした期待ができていなかった点に関していえば,いまもなにも変わりはない。そのように人物評価を断定しても,見当違いにはならない。
以上のごとき「政治屋:岸田文雄」君の基本認識を踏まえて,前段に紹介した『日刊ゲンダイ』の記事に書かれていた問題性を拾いあげてみたい。
同紙いわく(以下,長い記事なので抜き書き的に引用する)
a)「コロナも経済もすべてが中途半端だ」
そもそも,総裁選や衆院選であれだけ声高に叫んでいた目玉の経済政策はどこに消えたのか。
「新しい資本主義」
「成長と分配の好循環」
「デジタル田園都市国家構想」……。
安倍元首相の「アベノミクス」を踏襲しつつも,「岸田カラー」を打ち出そうと対抗してかかげられた「キシダノミクス」。しかし,「キシダノミクス」などといいだしたら,それは「キシダメノミクス」だと蔑称されるのオチであった。
〔記事に戻る→〕 「令和の所得倍増」なんていって,まるでバラ色の経済政策が矢継ぎ早に示されるのではないかと国民の期待感も膨らんでいたが,結局,具体的な中身についてはいまだにサッパリ分からない。
企業収益が回復し,賃金が上昇した上での物価上昇であればともかく,そんな景気のいい話はちっともない。それでいて,ガソリンや加工食品を中心に生活必需品の値上げが相次いでいるから,今後ますます家計を直撃するのは間違いない。
b)「岸田の優柔不断が今の元凶だ」
化けの皮が剥がれた今のメタメタ日本経済で,日銀が軌道修正に動けばなにが起きるか分からない。進行する円安に打つ手もなく,株価は暴落続き。「キシダメノミクス」に対する怨嗟の声が市場で広がるのも無理はない。
「首相として,いろいろなオプションからこれだと思う政策を決断して実行する。しかし,岸田首相はそれができない。聞くのはいいが,フラフラして決められないのでしょう。優柔不断なのです。どっちつかずだから企業も市場も様子見となるのです。この状態が続くと株価も物価もどうなるか分かりません」
c) 本来なら曖昧模糊とした岸田政権の経済愚策を問いただすのは野党の役目だが,国会質疑はなぜか及び腰。不幸になるのは庶民だ。
--こうした岸田文雄の基本姿勢は,その後1年と3ヶ月が経った現在,どのようになっているか。
※-3「ロシアのプーチン」のウクライナ破壊のための戦争は1年と3ヶ月以上経ったけれども終わらず,世界の政治と経済は悪影響をこうむる一方,Mini・ヒトラーのウラジミールの狂気の前では存在感など感じとれない日本国首相・岸田文雄
つぎに,「暴政加速,景気には無策 浮かれる連休,破局の前の最後の宴」『日刊ゲンダイ』2023/05/01 17:00,https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/322423は,
世間はGWの真っただ中。岸田首相もアフリカ4カ国とシンガポール歴訪の外交パフォーマンスに明け暮れているが,国会ではかつてないほどの「暴政」がエスカレートしている。統一地方選と衆参5補欠選挙が終わった途端,政権側は案の定のやりたい放題。
GW直前には衆院で「天下の悪法」がつぎつぎとスピード可決し,今国会の成立が確実視されている。「最長9連休」などと言って浮かれている場合ではない。
政府・与党はなし崩し的に成立させようとしているが,いずれも国民生活や日本社会に悪影響を及ぼす法案だ。4月27日の衆院本会議で可決された「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法案」は,脱炭素推進に名を借りた「原発推進」そのものだ。
法案は,原子力規制や再生可能エネルギーに関する5法を束ねてあらためる。原発の活用を「国の責務」として原子力基本法に明記。原発の運転期間を「原則40年・最長60年」に制限する現在の規定は事実上撤廃され,70年超の老朽化原発の稼働にも道筋をつける。
既存原発の活用にとどまらず,新規建設を含め原発を最大限活用。「原発回帰」どころか,将来にわたり「固定・永続化」。福島原発事故の被害はいまだ収束していないのに,被災者の苦しみや事故の教訓をないがしろにし,多くの国民が望む「原発ゼロ」への願いを踏みにじる内容だ。
岸田政権は堂々と「もう,フクシマは忘れた」と宣言したも同然で,原発の復権を許す重大な法案が,1カ月足らずの審議で衆院を通過してしまったのだ。それだけでも暗澹としてくるが,スピード可決した悪の法案は,まだまだある。
▼-1 皆保険は崩れ,国を挙げて「死の商人」に
(前略) 1国会,2国会かけて徹底的に議論を尽くす必要のある重要な法案ばかり。それなのに,政府・与党は審議が不十分なまま,つぎからつぎへ通してしまう。国民無視の暴走がまかり通るのも,悪政に手を貸す勢力が存在するためだ。
▼-2 どっちが与党に近いかを張り合う補完勢力
▼-3 諦め顔は翼賛体制に手を貸すのと同じ
▼-4 やまない暴政,経済無策の先に待ち受けるのは,国民生活の破綻だ。翼賛体制を黙認すれば,この連休は恐らく破局の前の最後の宴になるだろう。国民は本当にそれでいいのか。
以上のごときに,『日刊ゲンダイ』から2022年2月と2023年5月の記事それぞれから適当に拾い出し参照したが,岸田文雄が首相の地位についた2021年10月4日以降,この「世襲3代目の政治屋」が実際には,国家官僚群があやつる腹話術「人形」もどきにしか,政治と経済に対する為政しかできないでいる。
安倍晋三という元首相の為政はそれはひどかったが,岸田文雄の現首相としての為政は,国家官僚群の存在,この支えがないことには,まるでダメだという印象しか受けない。つまり,漫画的にたとえれば「丸出だめ夫」君のような政治と経済の運営しか,本当になしえていない。岸田文雄君にあっては,「自分という政治家の芯」が,どこにもみいだせないのである。
いう人にいわせると,岸田文雄という日本の首相は,外交方面ではアメリカのバイデンの指示にしたがって行動するだけだという指摘までなされており,そうだとしたらトンデモと非難される以前に「無主体的なわが国の総理大臣」(バイデンのいいなりになる政治屋)ような人物である。
※-4「ふつうのまともな民主政」としての「日本の政治」をとりもどすためには,どうしたらよいのか
最近,つぎのような記述に出会った。本ブログ筆者はとくに,つぎに登場させる政党の支持者ではない。だが,この政党の代表が語る「日本の政治」のあり方・方向に関する主張には賛同できる。
いまどきの日本の政治は,サルですら人間に向かい怒りだす程度にまで非常に出来が悪い。「いまの自民党・公明党・維新の会」などの体たらくぶりがきわだっている。民主主義国家体制はどうあるべきか,その猿マネくらいはしてほしいところである。いいかえれば,猿芝居程度に映る程度は「この国の政治」の質を改善せよ,と要求してもよい。
さてここ紹介するのは,「【代表談話】憲法記念日(2023年5月3日 れいわ新選組代表 山本太郎)」https://reiwa-shinsengumi.com/comment/17136/ の主張である。
山本太郎はこう分析し,主張している。
a) 過去最多のペースで憲法審査会が開催され,与党だけでなく野党も前のめりでさらなる開催を求めつづけている。
目的は間違いなく,憲法改正の発議のためだ。憲法審査会を開くな,とはいわない。ただし,開く内容や方向性に問題なければ,の話である。そもそも,憲法審査会の役割を確認しよう。
参議院憲法審査会規程によれば,憲法審査会にはふたつの役割がある。
ひとつ目は「日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制についての広範かつ総合的な調査」
ふたつ目は「憲法改正原案,日本国憲法に係る改正の発議又は国民投票に関する法律案等の審査」
簡単にいうと,「ひとつ目」は現行憲法に沿った政策立案や行政がおこなわれているかをチェックし,政府に改善を求めるなど。「ふたつ目」は憲法改正に向けての議論,手続きなど。
現在の憲法審査会が向かう方向は,「ふたつ目」である。改憲項目に関する合意点を探ることや,改憲に向けた手続きの議論が今後,加速していくだろう。
b)〔しかし〕現在の憲法審査会は,「ひとつ目」の役割をほとんど果たせていない。
現実をみれば,日本国憲法に定められた国民の権利をないがしろにするような,政治・行政が溢れている。憲法25条には,「すべて国民は,健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とある。
一方で,日本では,子どもの7人に1人が貧困。コロナの前,2019年の大規模調査でも生活が苦しい世帯は54%以上。母子世帯では86%以上。ここにコロナと物価高が合わさっているのが現在である。
健康で文化的,最低限度の生活さえも叶わない社会。憲法25条が何十年にもわたり反故にされつづけている。憲法13条では,「すべて国民は,個人として尊重される」とある。
老老介護がなぜ増えつづける? 厚労省調査では,「70~79歳」の要介護者等では,「70~79歳」の者が介護している割合が56.0%。
介護離職・介護殺人が,なぜ減らない?
なぜ,介護従事者の給与が全産業平均で100万円低い?
子ども時代を犠牲にしながら生活を送るヤングケアラーが,なぜ社会問題に?
c) 行政による責任放棄。自助・共助が当たりまえとされ,果たすべき公助はコストと削られつづけている。一人ひとりが個人として尊重され幸福を追求する社会になっていない。憲法13条違反〔である〕。
憲法15条2項には,「すべて公務員は,全体の奉仕者であつて,一部の奉仕者ではない。」とある。ここにいう公務員には国会議員も含まれる。
資本家からの政治献金や組織票欲しさに政策を売り飛ばす政治により,税金の取り方を歪めた。大企業や金持ちを優遇し,減税。一方で庶民には逆進性の強い消費税を導入し,不況の中でも増税をコンスタントにおこなった。
補注)政治屋たちの「いまだけ,カネだけ,自分だけ」という基本精神だけは,日本の政治社会によく浸透しており,弱者の立場にある人びとのために働く政治家がいない。
ほかにも労働環境を破壊し,不安定で賃金の安い労動者を増やした。それにより資本家は過去最高益を手にいれた。多くの人びとは社会保険料など負担だけ増え,貧しくなった。
d) 資本家優位の社会を拡大する政策を推し進め,一人ひとりの購買力を弱め,需要は落ちこんだ。製造業は需要が旺盛な海外に逃げ出し,国内はさらに疲弊。
30年〔ものあいだ〕,所得が下がりつづけ,30年〔もつづけて〕,国が衰退しつづけるのは,先進国の中で日本だけである。
補注)というしだいであって,最近の日本という国は,先進国落ちしたとみるのが専門家(経済学者)のあいだでは共通する認識となっている。だから,G7の一国として留まる資格(政治経済的な力量)は,いまの日本にはもう備わっていないといった指摘まで出ている始末。
世界トップレベル〔ジャパン・アズ・No.1〕だったはずのこの国を,政治と資本家が30年食い潰し,日本はアジアの没落国家となった。政治が数十年に渡って,一部の奉仕者として仕事をし,国を壊した。憲法15条違反である。
e) このような状況にあっても,憲法改正の布石として憲法審査会の開催を重ねようと腐心する者は,現状がみえていないか,現実から目を逸せるために汗をかこうとする輩ではないか。
憲法審査会を開くな,とはいわない。日本にはびこる数々の違憲状態,憲法に定められた国民の権利を無視した政策をチェックし,改善するための議論に集中するなら,週に何回開催しても足りない。
残念ながら,それは叶わない。
コンスタントに憲法審査会を開こうとする多数派の思惑は,憲法改正へと進めるための動きでしかない。
審査会の開催回数をかせぎ,「十分に議論を尽くした」と憲法改正の発議に繋げようと考えているのは明らかだ。
彼らが求める本丸は,憲法改正による緊急事態条項である。簡単にいえば,内閣だけですべてのルールを決めることが可能になるのだ。
f) 30年以上,日本という国を破壊してきた者に,究極のフリーハンドを与えることは自殺行為と断言できる。
国民を守るため,と口でいいながら,自助共助を求め,自己責任という魔法の言葉で公助を放棄する一方で,お得意様には忖度を続け,国を衰退,社会の底を抜けさせた輩たちに憲法を変えさせてはならない。
第12条には,「この憲法が国民に保障する自由及び権利は,国民の不断の努力によつて,これを保持しなければならない。」とある。
国家権力の暴走を止める鎖である最高法規,憲法を最高権力者である国民がいま,間抜けな為政者たちから守る局面に来ている。
内政の崩壊から目をそらせるため,そして絶対的な権力を手に入れるための憲法改正とは,面の皮が厚すぎる。
いまある憲法を守れ。話はそれからだ。
g) れいわ新選組は改憲より経済。
30年に渡る不況に,コロナ,物価高で苦しむ日本社会を,徹底した積極財政で立てなおし,物作り大国日本の再興と人間の尊厳を守れる社会の再構築をめざす。
2023年5月3日 れいわ新選組代表 山本太郎
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以上,れいわ新選組代表 山本太郎の「日本の政治と経済」に対する「当面の課題」を聞いた。いまの日本,「経済の問題」は一般大衆のなかに浸透している貧困問題にその課題が集約されている。
そして「政治の問題」として当面,解決を迫られている課題は,憲法改正などにはない。
ところで,先日(2023年4月15日),岸田文雄を狙い「手製の爆弾」を投擲した犯人木村隆二が訴えていたとおり,日本の選挙の問題点が集約的に表現されている「供託金の高さ」のほうに,その根本的な課題があった。
木村隆二のいいぶんそのものは,まったくそのとおりであって,彼に先に指摘されるまで,日本のメディア・マスコミは当然視する傾向が強く,わざわざ問題にとりあげようとする問題意識が不足していた。
※-5 供託金制度の欠陥
ところで,選挙のさい必要となる供託金の問題を少し記述してみたい。関連する図解がとってあったので,なかには出所不明のままで借りるものもあるが,以下にあれこれ紹介しておきたい。これらをみれば,日本の選挙制度の問題点が,すぐに理解できるはずである。
この供託金の高い日本の政治・選挙制度がまた,「世襲政治」の磁場を提供してきた。この事実は否定できない。いまや,なんと「世襲4代目の政治屋」(故安倍晋三の甥で岸信千代という人物)まで登場させる時代になっている。
江戸時代ではあるまいに,この国,どうかしている。国民・市民・庶民の政治意識の側にもなにか決定的に欠けているなにかがある。その点がまた大きな「日本の政治意識」の問題であった。
以上の選挙のさい預ける供託金の問題ついては,現状,政党助成金の関連があった。
政党助成制度とは,国が政党に対し政党交付金による助成をおこない,政党の政治活動の健全な発達の促進およびその公明と公正の確保を図り,もって民主政治の健全な発展に寄与することを目的とした制度だと説明されている。
だが,日本維新の会のようにその助成金を内部にたっぷり貯めこみ,選挙のさい自党の候補者のために「供託金」用として「内緒で融通する」といったその悪用がなされえないのではない。
つまり,選挙制度と政党交付金の欠陥を利用する詐欺的な行為が,ひそかにできないわけではなく,この問題は供託金制度の欠陥を,別の意味で拡大鏡を当てたかのように教えている。
※-6 現状において各政党が国会に送り出している議員たちの特徴を,政党ごとにだが,簡単に表現してみるとどうなるか
自民党……世襲議員と小選挙区比例代表並立制によって国会に送りこまれている,いわゆる昔から存在していた多数の「陣笠議員」よりも,はるかに品質の悪い国会議員たちが多数混在している。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との恋仲的に親密な関係性は,何十年前からすでに「病膏肓に入る」状態であった。
立憲民主党……泉 健太なるこの同党の代表を早く降ろさねば,この党は空中分解するかもしれない。だから,辻元清美や蓮舫など女性議員をもっと前面に出して戦えという応援団からの声が聞こえる。
公明党……創価学会党と名のるべきこの党であるが,池田教徒としてのまとまりが維持できない現状で,また自民党の「金魚のウンチ」政党たる性格をいつまでも保持しているだけのゴミ政党。
日本維新の会……「野犬の群れ」とまで蔑称されているほど,犯罪経験者をめだって輩出する特技のある新興政党であったが,いうこと・やることに論理の一貫性なく,デタラメザンマイ党という政党名がふさわしい。
国民民主党……穏健保守からリベラルまでを包摂する中道政党であるとの説明があるらしいが,党首からして自民党になりたい気分をみなぎらせている「エセ野党」。
日本共産党……高齢者向けの政党と化しつつあり,このままいったら潰れることはないにせよ,さらに干からびていくことだけは請け合える政党。集権的民主主義を党是として専制的に振りまえる政党だけに,本来的に矛盾がいっぱい。
社会民主党……いまや風前の灯火「党」。
れいわ新選組……なんとか期待がかけられそうな政党。まともな発言をする代表がいるところが救いである。だが,世間の支持がまだ全然足りない。
要するに,ろくでもない政党が圧倒的多数を占めている日本の政治事情が,われわれの目前に広がっている。これで,れいわ新選組が伸びなければ,日本の政治は後進国的レベルさえを突き破っていく。江戸時代以前にまでタイムスリップできるかも・・・。
安倍晋三が壊しつくし,菅 義偉がそれをさらに甲羅返しした,そのあげく,岸田文雄がいままさに,「日本の政治」そのものを道具視したあげく,これを使い,国民たちを踏みつけにしている。
あの「世襲3代目の政治屋」のキシダメノミクスであるゆえ,この日本がこのまま21世紀をさらに進行していっても,ただ「国・民に不幸と災厄をもたらす」国家指導しかなしえない。残念ながら,そうした状況にみずから追いこんできた国が,このニッポンであった。
岸田文雄は要するに,本格的にユーレイみたいな日本総理大臣であった。お先真っ暗なこの国だが,どうする。われわれの側においては,ユーレイみたいに不可思議な視力(先を読める暗視力)はもちあわせていない。
日本,止めますか? それとも,自民党の「世襲的と縁故的の腐敗政権」を止めさせますか? このような問いを出しているヒマなどないほど,この国は深刻な状況に追いこまれているはずだが……。
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【参考記事】
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