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世界の巨匠小澤征爾の逝去の報道

ああ、遂にこの時が来てしまったか?
世界のヒーロー小澤征爾

生き様は、余りに破天荒で、到底真似出来ないが、あの自由で闊達な音楽は多くの人に愛された。

朝4時からの勉強を続け、世界の小澤にまで登りつめた。

私生活では、色々 批判される事は有るが、彼の演奏が世界の人々に与えた喜びは、何にも代え難い。
惜しい人を亡くしたと言う感想は当然だが、満身創痍、食道癌、腰痛等、苦しかったろう。

最早、これ以上の無理強いは望まない。
この報道を聞いて、次の言葉がまず想起された。

静けさ


祇園精舎の鐘の音は、「諸行無常」、つまりこの世のすべては絶えず変化していくものだという響きが含まれる。 沙羅双樹の花の色は、どんなに勢い盛んな者も必ず衰えるという道理を示している。 世に栄えている者がいても、その栄華は長く続くものではなく、まるで覚めやすい春の夜の夢のようだ。❨Google検索引用❩

我々の若い頃の憧れだった彼が、幾多の困難を乗り越え世界のマエストロになった事は日本人の誇りだ。
スクーターにまたがり、ヨーロッパに単身、向かう姿。

N響に練習をボイコットされ、寂しげに指揮台に佇む姿。

カラヤンのアシスタントになりオーケストラをドライブするなとのある意味、初歩的な指導を受けた事。

巨匠になってからも、ウィーンフィルのコンサートマスターからウインナーワルツの躍動感のレクチャーを受ける姿。

貪欲で結果に生かすためには、かなりの忍耐と積極的な対応が随所に見受けられた。

私生活ではざっくばらんで、コンサート後の浴衣姿は、正に普通のそこらにいるおじさん。

人の料理に手を出すいたずらっぽさ。

頭髪のボサボサ感。

こんな事、何も気にならない程、彼の周辺は輝かしい業績で埋め尽くされていた。

そうか!人間には好き嫌いは別にして、その時は必ず来るのだ

あの偉大な小澤征爾にもその時が巡ってきたのだ。

なら凡人の我々は素直に従うしかないね!

今後も流れに逆らわず生きたい

心よりご冥福をお祈りします。


拙い文ですが、溢れ出る思いを、人に伝えたいと願っています。日常にある小さな出来事ばかりですが、その視点により皆が幸せになれると嬉しいです。何より読んで欲しいと切望しています。宜しくお願いしますね!