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何故 貴女はそんなに強いのですか? フジコ

世界的に有名なピアニスト 
フジコヘミング

これだけの苦難を背負って91歳まであの孤独で厳しい舞台で演奏活動をする彼女を尊敬します。
勿論、才能豊かで輝かしい実績を持っている事は間違いない。

現実の姿を批判するのは簡単。
だが厳しい評論家さん!
貴方にこの真似が出来ますか?

ソロコンサートは全て暗譜。
伴走者は誰もいません。
止まっても、再スタートする勇気を持てますか?
止まった時から聴衆の心は楽しみから、不安に変わるのです。その視線を前に、温かい演奏が出来ますか?
この本番の2時間の為に、長い年月、今日も修行しているのです。
耳も不自由なのです。
歩くのも大変です。
91歳ですよ!
誰も出来ないでしょう!
勿論、私もです。

酷評を本人は、気にもしない。
ミスタッチや奇抜な演奏スタイル。間違っても、前に進めた事を重要視する、独自のスタイルに圧倒的な信奉者が沢山いるのです。

何の分野に於いてでも、これだけやり遂げられる人は少ないと思います。
今日、私が言いたい事は、これで全てです。

「参考」

バーンスタインなど世界的音楽家からの支持を得るが、大切なリサイタル直前に風邪をこじらせ聴力を失う。

失意の中、ストックホルムに移住。ピアノ教師をしながら、欧州各地でコンサート活動を続ける。
1999年には、フジコのピアニストとしての軌跡を描いたNHKのドキュメント番組、ETV特集『フジコ〜あるピアニストの軌跡〜』が放映され大反響を巻き起こす。「フジコの演奏をもっと聴きたい」という視聴者からの要望が殺到し、番組は幾多に及び再放送され、さらに続編「フジコ、ふたたび〜コンサートin奏楽堂」も放送された。

ウィキペディア



拙い文ですが、溢れ出る思いを、人に伝えたいと願っています。日常にある小さな出来事ばかりですが、その視点により皆が幸せになれると嬉しいです。何より読んで欲しいと切望しています。宜しくお願いしますね!