現代の恋愛模様を見る~『花束みたいな恋をした』(2021年公開)~
物語をかいつまんで紹介
終電を逃したことにより知り合った二人。彼ら彼女らの5年間を描いた作品です。
感想
私は今までこの映画のタイトルを「花束みたいな恋をしたい」だと勘違いしていました。正しくは"花束みたいな恋をした"でした。
就職するにつれ、二人の価値観が大きくずれていきます。麦は説教しに来た親の考えに近くなり、仕事=つらくてもやり切るもの、責任が重いものという価値観になる。絹は好きなことを仕事にしたいという思いで転職したりするなど考えが広い価値観を持つようになる。
有村架純は可愛いですね。「こんな子絶対いないだろうな~」と思いましたが夢中で見ることができました。こんなに趣味、趣向が合う人がいたら運命を感じずにはいられません。
現代の恋愛はこういう風に終わっていくんだなと思いました。別れてからも明るい二人がとても好きになりました。
やりたい事も妥協してはいけないと感じました。「こうあるべき」と勝手に社会が求める自分像を考えてそれに自分を当てはめて生きていくのは嫌だな~。
私はまだ誰とも交際したことがないので二人の気持ちは詳しくは分かりませんが、幸せそうで何よりです。
余談ですが、私の本棚は読んでいない本しか置いてありません。読んだ本は、すごく好きな作品以外すべて売りに出します。なので、本棚を見ても話を広げれません。しかも、私の趣味はほぼ誰にも理解されないと確信を持って理解しているのでこのような出会いはあり得ません。
映画情報
花束みたいな恋をした
土井裕泰監督作品
坂元裕二脚本
124分
U-NEXTで視聴
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