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夢日記② あなたのためなら、どこまでも~♪

『全身白塗りの高校生美男子Kと抗争に巻き込まれた婦警が心中する話』


 3人の男子高校生がバイクに乗りながら一人の男子高校生Kを追いかけている。4人とも手には鉄パイプを持ち走っている。3人が追いつき鉄パイプで殴る形でKをバイクから突き落とした。

 Kはうずくまるかと思いきや鉄パイプを持ち立ち上がった。一人の男子高校生がKを轢き殺そうとする。近づいてきたバイクをKはさらりとかわし、鉄パイプで男子高校生を殴った。男子高校生はバイクから転落し悶絶している。

 Kはその男子高校生を徹底的に鉄パイプで殴り始めた。道路には血が染み渡り、動かなくなっても殴り続けた。それをみかねた仲間がKにガソリンをぶっかけて放火した。Kは苦しみながら木々の生え渡る土手を滑り落ちて行った。

 Kがどうなったか下を覗くと、全身真っ白になった裸のKがいた。Kは土手の上にいる人を見つけると歩いて登ってきた。近くには通報を受けて2名の婦警が駆けつけていた。Kに火をつけた男子高校生と一緒に一人の婦警が散弾銃を持ち立っていた。その場に私は男子高校生として、呆然と立ち尽くしていた。

 もう一名の婦警は離れた場所で様子を伺っていた。Kは「あなたのためなら、どこまでも〜♪」と何度も口づさみながら近づいてくる。あまりの怖さに男子高校生、私、婦警は身動きが一切できずにいた。歩いてくるKに婦警が持っている散弾銃を渡すように取られてしまう。

 散弾銃を持ったKはいきなり、火をつけた男子高校生めがけて一発ブッパなった。男子高校生は吹っ飛び無惨な姿に変わった。そしてKは私を見つめながら、「あなたのためなら、どこまでも〜♪」と何度も口づさみながら私に近づいてくる。恐怖で体が動かすことができない私の目の前まで来て、笑顔で散弾銃を私に向けてきた。

 しかし、私の後ろにいる婦警に気付き、そちらに向かって行った。婦警は青ざめた顔で何かを察したように微動だにしない。Kは、恐怖で固まっている婦警に抱きつき、土手に生い茂っている木々の中にジャンプして飛び込んで行った。

 女性の意思で飛び込んだようにも見えた。近づいてどうなったか確かめるため土手を覗くと、しっかり、木々の上に婦警が仰向けの状態で眠るように横たわっていた。すると、木々の隙間からKが顔を出して、婦警を頭から木々の中に吸い込むように引き入れた。

 その後、警察が土手に生え渡る木々を捜索したが、K、婦警を見つけることが出来なかったと言う。


 余談だが、後頭部が禿げる夢も見た。手鏡で後頭部を確認すると、髪が数本しか生えておらず、頭皮が剥き出しの状態であった。
 恐らく、禿げることへの恐怖感がそのまま夢に出た。


 だだ今の時刻、4時45分、背中に汗を感じながら起きた。
恐らく、たけしの挑戦状のCM「あなたのためならどこまでも〜」と隙間男が合わさった結果悪夢を見たことになる。
 社会人になることへの不安、本当に内定承諾してよかったのだろうかと言う不安などが悪夢として現れたのではないかと分析する。
 ここから先の人生、自分で敷いたレールの上を走ることになる、下るも登るも自分次第。
 その時その時のベストを尽くすに限る。


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