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ルックバック

まずお買い物してて嫌な屁が出るなあってくらいだったんだけどスーパー出るあたりでこれは来るなって思って呼吸整えて歩いてたのに思ってたより早くバス停でファーストインパクトきてセカンドインパクトでおれはアウトするタイプだからやばって思って駅のエスカレーター乗ったらカップルの女がデブでエレベーター塞いでて抜かせないから階段を攻めたんだけどここがまず一手遅れた、そのあとファーストインパクトが収まって謎の余裕が出る時に駅を通過してイヤフォンつけて音楽聴きながら歩いてたら坂上がったあたりでセカンドインパクトがきた。そこからほぼ記憶は無いがあと一個曲がれば家ってところであ、これはやっちゃったかなとは思ってた。まだあるって思って家の鍵握りしめて歩いて家の鍵開けようとした時に事件は起きた。家の鍵は夜二重ロックにバあちゃんがするんだけど完全にやられた。一個めの鍵開けて入ろうって思った瞬間の絶望。ここで二手遅れていた。だが勝負を諦めていなかったおれは一階にはウォシュレットがないから二階に駆け上がって間に合った!と思って思いっきり脱糞。足に挟まってるパンツを見たらそこにも脱糞、トイレの隣が寝室のばあちゃんが遅いねえどこ行ってたのと言われ唇を噛み締めながら散歩と言った。家族の絆だばあちゃんは恨めねえいつも良くしてもらってる。まあ、パンツにうんこつくなんてよくあるし風呂で洗おって思ったけど親父が風呂ちょうど風呂入ってる。親父も恨めねえいっつも良くしてもらってるから。今カピカピに乾いた下痢パンツを前にこの長文を半裸で書きながらnoteにでも売り出そうかなあと考えている。パンツ付きうんこをメルカリで売り出すってのもありかな承太郎も二手遅れたけど時を止めたらうんこは止まるのだろうかおれはこの勝負に負けたのだろうか。親子の絆の物語。ルックバックに憧れて書いてみたがルックバックしてもそこにあるのは下痢つきパンツ。おれの青春をルックバック


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