最近の記事

場違いな人間は場違いらしく生きていくしかないという話

はじめに前の記事でも書いたんだけど、4月に入ってから私が住む地域では天気が悪い日が続いていた。 そろそろ日光を浴びたいなぁと思っていた矢先、4/28に良さげな屋外イベントがあることを思い出し、雨が降らない予報が出ていたからバイクに乗って一人で会場に向かった。 イベントは最高に楽しくて、会場内の誘導が全然うまくいっていないこと以外は満足だったんだけど紫外線の量を甘くみていて腕がひどく日焼けしてしまった。 顔はアネッサの日焼け止めを塗っていたんだけど、量が少ない割に値段が張

    • 【再受験】アラサー大学生の春休み

      お久しぶりです。 今年も桜がきれいだなぁと思っていたら、風雨でほとんど散ってしまいました。 感染症流行による移動等の制限のない春休みも一瞬で過ぎて新学期が始まり、時が加速したと感じざる得ない今日この頃です。 浪人時代にお世話になった数学の先生からフォローされたnoteで記事を書く前はWordPressでブログを書いていて、コスト面から撤退してnoteに移行したんだけど、先日数山塾さんにフォローされた。 私は浪人時代に数山先生から数学を教わったことがあるんだけど、時折ダジャレ

      • 【鉄は】複利で増える努力の効用【熱いうちに打て】

        20代は一瞬で過ぎていった。 30歳にもなって二度目の大学生活を送っていることに恥ずかしさを感じている。 高校の部活の同期が結婚式に呼んでくれて、久しぶりに顔を合わすことができたのは本当に嬉しかったが、埋め合わせられないほどのライフパスの差を痛感して焦燥感を感じずには居られなかった。 結婚式前に大学の教員から助言を受けていたこともあるが、みんなが気を遣うと良くないからと披露宴が終わり次第すぐに帰路に着いた。 しかしすぐにキャッチアップされて二次会に参加することになった

        • 【二度目の大学】令和5年度の振り返り【春休み】

          先週まで後期の期末試験があり忙しく、記事を更新できなかった。更新を楽しみにしてくださっていた方には申し訳なく思っている。 試験は全て一発で合格して一応は安堵しているが、過去問分析が甘く大量失点したところもあり、猛省している。 普段は過去問を見て「あぁこんな感じで出るんだなぁ」って見て、あとは教科書とか参考図書を読みながらレジュメ内容を深く理解しつつアウトプットしていく勉強スタイルなんだけど、とある科目のとある領域で過去問特有の出題があり全く対応できなかった。 実質的に8

        場違いな人間は場違いらしく生きていくしかないという話

          【吃音系YouTuber】生命科学を吃りながら解説するチャンネル

          学校での課題や試験勉強が多忙を極めており更新が遅れて本当に申し訳なく思っている。 前回の記事は迷惑系YouTuberや震災を政治利用しようとする政党ならびに政治家ついて警鐘を鳴らす内容であった。 台湾からは既に億単位で義援金が集まっており、国内でもHIKAKAINさんらを筆頭に多くの著名人が寄付を行ったと報じられている。 私も郵便局を通じて1,000円を寄付した。 振込先は「日赤令和6年能登半島地震災害義援金」で、窓口を使って現金1,000円を支払ったから手数料は一切

          【吃音系YouTuber】生命科学を吃りながら解説するチャンネル

          【情報共有】自然災害への義援金等について

          はじめに 1月1日に発生した地震によって亡くなられた方に哀悼の誠を捧げるとともに被災された皆さまにお見舞い申し上げます。 できることをできる範囲で 石川県による広報『令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について』によれば、2024年1月7日現在、石川県は日本赤十字社石川県支部及び石川県共同募金会と連携し、令和6年(2024年)1月4日(木曜日)から令和6年(2024年)12月27日(金曜日)の間、義援金を受け付けています。 政党や個人へのカンパ()

          【情報共有】自然災害への義援金等について

          【2023年ふりかえり特別号】俯瞰と没頭で人生をより面白く

          まず言葉の定義だが、ここでは「俯瞰」とは「一歩引いて客観視すること」で「没頭」とは「対象および状況に対し脇目も振らず入り込むこと」を指す。 本記事のタイトルは、当初は「メリトクラシーからの脱却と人生への没頭」みたいな感じで考えてたんだけど、競争が大好きな人たちから「負け惜しみ乙www」っていう感想や卵を投げつけられたりしそうなのでボツとした。 それはそうと、卵って美味しいよね。 俯瞰1:主語の拡張 精神的に未熟であることは多様な要素によって判断がなされるが、その一つに

          【2023年ふりかえり特別号】俯瞰と没頭で人生をより面白く

          【人生は短い】やらないこととやることの両方を決める

          年の瀬になった。毎日があっという間に過ぎていく。 ただでさえ忙しいのにスマートフォン等のデジタルデバイスに時間を奪われ、過ぎていく今に思いを馳せることが難しい。 21世紀以降、私たちの生活は早くて便利になったが、街行く人々を見るだけでも幸せを感じる人はそう多くないように思う。 現状、物質的なものから私たちは幸福を感じることは難しく、幸福は私たちの思想や感情によるところが大きいと言える。 「こうなれば・・・」「これさえあれば・・・」と幸福に条件づけするのは生きるモチベー

          【人生は短い】やらないこととやることの両方を決める

          【勉強のやり方】年齢に応じた頭の使い方をしよう【仕事のやり方】

          はじめに 更新が遅くなってしまい、申し訳ないです。 実習やグループ活動等で忙しく、毎日を必死で生きるのに精一杯でした。 忙しくて気持ちに余裕がなくなったときは、2年くらい前から一緒に住んでいるテーブルヤシを眺めてぼーっとしてました。 最近は話相手にもなってくれていて、朝は「おはよう」夜は「おやすみ」と言ってくれます。 いつもありがとう。 年齢は学びを諦める理由にならない 20代前半までと比較して思うのは、確実に単純暗記が苦手になっていることと、情報処理のスピード

          【勉強のやり方】年齢に応じた頭の使い方をしよう【仕事のやり方】

          【月刊逆ブロ】10月のふりかえり【2023年10月号】

          はじめに 「いつまで残暑が続くのやら・・・」とついこの前まで嘆いていた気もするが、朝晩のヒヤッとした感じと金木犀の香りで秋の疾走音を感じるようになった。時期的に足音どころじゃなく、20mシャトルランの終盤くらいのスピードで季節は進んでいる。 20歳を過ぎてからは時が一気に加速したような気がする。 「20代の挑戦と30代の努力で人生が決まる」とどこかで聞いて、それが頭にこびりついて兎角がむしゃらに走った20代だった。 30代は愚直に愚直に努力を積み上げるフェイズだ。勝算

          【月刊逆ブロ】10月のふりかえり【2023年10月号】

          【お金と友だちになろう】『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』山田真哉(著)

          はじめに 昨今、筋肉ムキムキライオンをはじめとするマネーリテラシー啓蒙型YouTuberたちの暗躍により、これまでパンピーがアクセスできなかった(忌避されていた)お金についての情報が身近な存在になりつつある。 こうした傾向は一般的に良いことだと捉えられているし、私も大変参考にさせてもらっているが、私たちがマネーリテラシーを上げて経済的自由に近づけば近づくほど相対的にお金の価値が減ってしまいかねないから、政府は適宜、増税(社会保険料増を含む)などにより金融引き締めを行う。

          【お金と友だちになろう】『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』山田真哉(著)

          【プライム感謝祭】パンピーが購入するべき必須アイテム8選【ブラックフライデー】

          今週末はプライム感謝祭、来月はブラックフライデーである。「感謝祭」とか「年に一度の」とかいう甘美な響きに乗せられてあれもこれもとポチっていたら、弱者階級にとってはブラッディ・フライデーになってしまうことは想像に難くない。少し話がそれるが、中学生くらいのときに似たような名前のドラマが流行ってたんだけど、たしか月曜日だったか一緒に遊んでた生徒が鼻血を出して、「ブラッディマンデイ!ハハッw」と笑ったことがあった。元気してるかな?甘酸っぱい青春の思い出だ。 話を戻すと、Amazon

          【プライム感謝祭】パンピーが購入するべき必須アイテム8選【ブラックフライデー】

          【金は】弱者階級がストレスなく節約する方法4選【力だ】

          金は力である。 「金が全てじゃない」ってのも確かに正しいんだけど「何をするにも金が必要」ってのも同様に正しい。 みんなが金に価値があると思うから金に価値が生まれるのであって、なんで価値を感じるかっていうと金は(より豊かに)生きるために必要なモノやサービスと交換できて、しかも容易に貯蔵できるからである。 だが、そんな金は私たちのような弱者属性に集まらないようにできていて、弱者属性が平民以上の階級のような生活をすると延々と馬車馬のように働くか、福祉のお世話になるか、いずれに

          【金は】弱者階級がストレスなく節約する方法4選【力だ】

          【自助】つらいときこそ人と会おう【共助】

          つらいときは人と会いたくなくなる。 脱サラ再受験を通して、いわゆる「人生のレール」を宙返りで降りたんだけど、レールの外の世界は想像していた以上に孤独でつらい日々だった。 本講では、これから脱サラ再受験に踏み切る人、踏み切った人、高みの見物人に向けて、つらいときこそ人に会うべき理由について脱サラ再受験の実体験を踏まえて書く。 孤独は絶望を加速する 脱サラ再受験は孤独との戦いでもある。 予備校に通うにしろ通わないにしろ、再受験生は孤独に必ずや向き合うことになるだろう。

          【自助】つらいときこそ人と会おう【共助】

          【就職か】高校卒業後の進路選択について【進学か】

          9月の下旬はソワソワする。 共通テスト(旧センター試験)に受験料として10万円以上の鬼課金した私にとっては、この時期は受験が終わってもなお「出願手続だけは忘れないようにしないと」と不安に駆られてしまう。 パラノイアになるほど行きたかった(行くしかなかった)二度目の大学だが、アラサーで入学して思うのは「大学に合格しても、その先で目指す職業になれても、人生を逆転しうるほどの劇的な変化をもたらさない」ということである。 6年制の医療系学部あるあるかもしれないが、私みたいなパンピーか

          【就職か】高校卒業後の進路選択について【進学か】

          抽象的な文章に触れよう(千葉雅也(著)『現代思想入門』を読んで)

          今回は、「抽象的な文章に慣れる」と題して、最近まつおが読んだ書籍の紹介を行う。 本日紹介する書籍は、千葉雅也さんの書かれた『現代思想入門』である。 なお本記事は書評でなく、抽象的な文章に触れることの意義について述べるにあたっての書籍の紹介であり、ネタバレの心配は無用である。 千葉雅也『現代思想入門』 「入門」≠ EASY 本書のタイトルには「入門」とあるが、個人差こそあれど哲学や思想に触れた経験が少ない人がスラスラ読めるほど内容は易しくなかったな!っていうのが率直な

          抽象的な文章に触れよう(千葉雅也(著)『現代思想入門』を読んで)