![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/132840575/rectangle_large_type_2_b9356ff571120bfbd67e2e293925d80c.png?width=1200)
高卒サラリーマンが行政書士資格試験を4ヶ月の独学で一発合格した話
自己紹介
はじめまして
令和5年の行政書士試験に初受験で合格できましたドトルと申します。
仕事帰りにドトールコーヒーで勉強して帰ることが多かったので、名前を拝借しました。
最初に、本記事は次のような方に向いています。
独立開業できる資格がほしい
お金を掛けられない
まとまった時間を取れない
短期集中で取得したい
法律初学者
私が40半ばのサラリーマン、会社組織の中では、中間管理職です。
地方の偏差値50台の公立高校を卒業して大学には行かずに働いているので、まあ平均的なレベルの平凡な中年男性だと思っていただければ。
さて、サラリーマン生活も定年退職まで、残すところ20年ですが、正直、定年まで勤めるのは辛いです。
今でもきついのに、歳を取ってまで勤めたくないというのが本音です。
ただ、大学生や高校生の子どもがいるの身なので、学費を支払うためにも直ぐに仕事を辞める状況にはありません。
将来いつでも独立開業できる行政書士という切り札を懐に忍ばせておきたいと思い、今回の資格取得に至りました。
なにかあったら辞められる保険があると思うと、精神安定剤にも繋がります。
ただ、残業続きで、まとまった勉強時間も取れないし、学費を支払うためには、予備校に通う費用の捻出も難しいのが現実です。
どうにかして、独学で一発合格できないかと考えて、様々な合格者の体験記を読んで、勉強方法と使用教材を厳選したのでした。
行政書士試験の難易度
ここで、少し話は変わります。
本記事を読まれている方は、行政書士資格に興味を持たれた方で
効率的な勉強方法や教材などを調べている方だと思います。
行政書士試験って難しいの?
独学での合格は可能?
短期合格できる?
合格率はどのくらい?
こんな感じの疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。
巷の資格予備校では、行政書士試験に勉強経験のない人がゼロから挑戦した場合の目安として、
800~1,000時間ほど必要と
されています。
具体的に800時間勉強する場合とは、平均して1日4時間勉強で、約7か月の期間が必要です。
1日2時間だと1年以上の期間が必要ということになりますね。
行政書士試験の合格率はというと、過去5年の推移は下の表のとおり
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/132814636/picture_pc_9e5beedc677dad40ecebb39a75d90f76.png?width=1200)
10〜14%未満と低い合格率ですね。
そして、一発合格者の割合は、合格者全体の30%未満です。
70%を超える合格者は複数回受験だというデータがあります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/132769722/picture_pc_f2e21de3cd3a74fb34dbf5f2752cb1b7.png?width=1200)
これから分かることは、決して簡単な試験ではないということです。
ただ、やり方を間違えずにコツコツ勉強すれば、誰でも合格できる試験だと思います。
話を戻します。
申込みから本試験まで
令和5年7月下旬、行政書士資格が、学歴や年齢不問で受験できる資格試験であることを知りました。
急げば申込みの出願締切に間に合う状況だったので、対策ゼロ、勉強ゼロの状態でしたが、慌てて受験申込みをしました。
それ8月1日です。
市販の問題集を購入したのが、
8月3日。
ここから勉強スタートです。
この時点で本試験まで
残り3ヶ月と10日ほどでした。
その後、過去問題集を購入して勉強に本腰を入れていきました。
勉強開始から1ヶ月後
資格予備校のLECで、ファイナル模試を受けたのが9月2日。
この時点で記述式の対策はまだしていなかったので、配点は0点。
合計点は130点台でした。
2回目模試が、9月30日です。
この時点でも記述式の対策はまだしていなかったので、配点は0点。
合計点は140点台でした。
そして、本試験が11月12日です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133196199/picture_pc_37bd731896b825a176b0d7b00e7eacf0.jpg?width=1200)
上写真が合格通知書です。
5肢選択一で2問、多肢選択で1問、単純なケアレスミスをしていたので、点数200点に届きませんでしたが、短期間の割には十分戦えたと思います。
サラリーマンとして、日中は働きながら、勉強開始から本試験まで、
実質4ヶ月弱という短期間で合格を掴み取ることができました。
準備期間が短くても、幅広い知識を習得する勉強ではなく、合格するためだけの割り切った勉強方法と教材を厳選することに集中した結果だと思います。
ただ、アドバイスとして言えることは、記述式の勉強は余裕を持って始めるのが得策です。
私は10月半ばに記述式の勉強を始めたので、正直遅過ぎました。
結果的に36点/60点取れましたが、ラッキー要素が多分にあるので、これから受験される方は、早めにスタートするに越したことはありません。
択一の知識にも活かされます。
特に一発合格を狙う方、短期間での勝負になるであろう方は受験マインドがモチベーションを保つ上で大切になってきます。
とりあえず合格できればOK!
遅れて勉強をスタートしても、勉強したことが、そのまま本試験に出たら合格できるかも!
断片的な知識でも全く知らないよりは絶対有利!
実務に関することは、本当に必要に迫られたときに勉強すればOK!
こんな割り切り型のマインドが、試験勉強時には大切だと考えて、孤独な戦いを続けました。
初めて行政書士試験を受ける方、残念ながら受験に失敗された方で、本記事にたどり着いたのは何かのご縁だと思います。
行政書士資格試験に向けて何かの参考になれるよう、今後も記事を作成しようと思います。
最後まで読んでいただき有難うございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?