今朝見た夢、昔のこと
今朝見た夢は、高校生の頃の部活仲間と会って合宿みたいなのをしてステージをもう一度するってものだった。
部活は合唱部。
歌うのが好きで、今でも一人カラオケもたまに行くけど、いちばん好きだったのはこの高校の合唱部の時だった。
山が目の前に見える音楽室で、同級生の弾くグランドピアノを囲んで、次はこれ、あれやこれや言いながら皆で好きな歌を歌う。
この場面はずーっと忘れられない。
ずーっとあの場に居たかった。あの場を大事に出来るような人生を生きたかった。
「また教師としてここに帰ってくる」という夢を語って実現した同級生を羨ましく今も見てる。
でも、私は将来のことを考えると真っ白で不安で、その不安から目の前のものを目を瞑ってただ掴む生活を繰り返してきた。
空っぽの理想を掴みたいと執着し続けてるからかもしれない。
ただ、幸せなあの場にずーっと居たいだけだった。
時間も場所も人ももう戻らない。
考えるたびに切なくなる朝だった。
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