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「青森=りんご」じゃないかんね。①

お久しぶりでございます🤍
FURATTOです!
いやぁ~、さすがに前回の投稿から月日が流れすぎました。
時間があるときに書こうと思って、実際に時間はあるのに、書きはしない。
非常に人間をやらせてもらってます。

そんな今回のnoteですが、2023年の3月に大学の卒業旅行として行った青森県での珍道中についてゆるっと綴っていこうかなと思っております!
「2023年なんて1年前じゃん、ホントに覚えてるかよっ😒」と思ったそこのあなた!!
安心してください、鮮明すぎるほどに覚えてますよ★
それじゃあ、本題に行きましょう!

1.そもそも何故に青森県?

正直、見出しを作ってまでお伝えするほどの理由もないほど単純明快です。なぜならば、雪が見たかったからです。そして太宰治(心の中ではいつもOsamu Dazaiと呼んでいる)の作品が大好きだからです。以上っ!これ以上でも以下でもないのです。

そして、この旅行を決めた時、私は絶賛オーストラリアでホームステイをしておりました。イコール南半球です。暑いです。お家の庭にある大きなプールで毎日泳いでいました。「あっち~なぁ、雪みてぇなぁ、日本に帰国したら青森でもいくか!」この思考のせいで青森行きが決定しました。

嘘だと言って欲しいくらい大きいプール

2.誰と行ったん?

オーストラリアに旅立つ3日ほど前に最寄り駅でたまたま見かけた幼馴染と行きました。(枕詞ながいって)
中学卒業してから、実に7年は会っていなかったし、何なら連絡先も知らないくらい疎遠になってた友達です。

でも、駅で彼女を見つけた時、なぜか「今、声を掛けないときっと後悔するだろう」と直感的に思いました。普段の自分であれば、知り合いとそんな場面で出くわしたら、少しずつ距離を開けて、見て見ぬふりをする卑屈な人間なのにです。謎すぎる行動力をそこでは発揮しました。
そして結論から申し上げると、ここでの出会いは私の人生観を変えてくれたといっても過言ではありません。

「あの時、勇気を出してアクションを起こした自分よ、ナイス!!」

3.「あー、分かるなその気持ち」

先に書いた通り、青森行きを決めたもう一つの理由は太宰治です。
そして幼馴染(以下Sちゃん)の愛読書が太宰治の『人間失格』だったのです。

話は戻りますが、駅でSちゃんと再会し、会っていなかった期間を埋めるべくお互いマシンガントークをぶちかまし、そろそろ話のネタも尽きかけてきたとき。唐突に「太宰治ってさ、(3秒の間)いいよね」と言われました。
それを言われた私、「いや、何よ急に(笑)」としか言えませんでした。
なぜかって?教科書で読んだ『走れメロス』しか知らなかったから。

でも、Sちゃんはブレずに続けて「なーちゃん(Sちゃんからは、そう呼ばれている)なんか抱えてるね。太宰治、いいよ。きっと。『人間失格』とかさ。」と私に言いました。確かにその時、色々悩んでいた時期でもありました。それを見逃さずちゃんと見つめてくれたSちゃん、もうそれだけでどれほど嬉しかったか。

その日の帰り道、私は早速図書館でTHE太宰治入門セット的な3冊(『人間失格』/『桜桃』/『斜陽』)を借りてきました。ちなみに、その時点でオーストラリアへまではあと3日、パッキングはしておりません。でも、読みたい!!!!全然やることやってないけど、まぁいいや、読んでしまえ!の勢いで貪るように読みました。

そして分かりました。「太宰治、いい!なにがどういいのかは、自分の言葉で説明する余裕がない(物理的にも語彙的にも)けど、なんかいい!太宰の気持ち、なんか今の自分にそっくりなところがある。あれ?太宰の出身って青森だっけ?え、行きたくね?え、誰と?もちろんSちゃんとじゃん?」と。
この時点で出発当日の朝を迎えております。

この、うずうずした気持ちともやもやした気持ちと、とりあえずSちゃんと太宰について語らいたいという思いを持ち、スーツケースにドライヤーを入れ忘れて、私はオーストラリアへ向かいました。

ドライヤーが無いことに気づいた時には空の上


そして、書き出すと止まらないのが私のnoteであるということに、今気づきました。
まだ全然青森県に到達できていないではないか。
長くなる予感しかしないので、幾つかに分けて青森旅行記を投稿することにします!

では、また~👋







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