2024年4月21日(日)詩をこよなく愛し、詩にたっぷり愛される。
昨日は「Zoomによる詩の教室」でした。立石俊英さん、南田禎一さん、ユウアイトさんとの2時間ほどの座談会でした。
三人とも、詩を書き始めてから数年しか経っていないということを知りました。それにしては、作品の完成度が高いことに驚きます。そういうものなんだなと、思いました。
つまりは、大人になってから書き始めたのです。
ぼくは子供の頃から詩を書いていたので、そんなふうにも書き始めることができるのかと、語られることに興味が尽きませんでした。
そういえば、コロナ前に、池袋で教室をやっていた時には、90代の男性が参加してくれました。提出してきた詩は、創作の熱さに満ちたものでした。
詩作のお年頃、というのは決して若いうちだけではないのだと、つくづく思うのです。いつから始めても、決して遅すぎるということはない。
人それぞれの生き方があるように、詩に惚れる時期も、それぞれで構わないのだなと思います。
詩作は詩との恋愛です。詩をこよなく愛し、詩にたっぷり愛される。誰に迷惑をかけることもなく、扉をしめて、二人きりになれればいいのです。
ぼくもまだ70代。詩への片思いは、まだ尽きません。
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