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#鷹羽狩行

俳句を読む 15 鷹羽狩行 午後といふ不思議なときの白障子

俳句を読む 15

午後といふ不思議なときの白障子 鷹羽狩行

季語は「障子」、冬です。けだるく、幻想的な雰囲気をもった句です。障子といえば、日本の家屋にはなくてはならない建具です。格子に組んだ木の枠に白紙を張ったものを、ついたてやふすまと区別して、「明り障子」と呼ぶこともあります。きれいな言葉です。わたしはマンション暮らしが長いので、障子とは無縁の生活を送っていますが、それでも子供

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