悲しい歌を優しく歌う
高校から大学と毎月の楽しみはどのCDを買うかだった。
高校時代は地元の音楽ショップ、大学時代はタワーレコードに行って、CDを視聴して、吟味して吟味してこれという一枚を買っていた。
自宅に帰って、ミニコンポにCDを滑り込ませて、アルバムのメインとなる一曲を鳥肌を立てながら聞いていた。
たまに調子に乗って4枚なんて買うと、どれも中途半端にしか聞かず、やっぱり一枚を厳選しないとだめだななんて思っていた。
それから早20年、音楽はアマゾンのサブスクやYoutubeで聴くようになった。