高齢者施設の服薬昼1回に



こんにちは
フロレンス岩下です。
  

たまには業界の最新情報を
お伝えいたします。


日本老年薬学会で
高齢者施設の服薬について
 

厚労省に提言をされたそうです。
 

服薬を1日1回にしよう。


理由は、誤薬のリスクを減らし、

利用者や職員の負担軽減が期待されるとのこと。


医療安全としてもメリットがあるとのことです。

 
なんと素晴らしい提言なのでしょう。


要介護の高齢者の多くが


数種類の薬を飲んでいらっしゃいます。


本当にこんなにたくさん
飲む必要があるのかなぁ?
 

といつも疑問を持っています。 


でも、残念ながら


日本人はどうも薬が大好きなようで


利用者さん自ら
 

薬を処方してくださいと
 

主治医に頼むのです。


もちろん、主治医も必要だと診断した薬しか


処方しないはずなのですが


それでも
本当に効果あるの?


と疑問を持たざるを得ない薬がたくさんあるのです。


1日1回お昼だけの服薬になれば


働く介護職員の少ない朝や夕食の時間帯の業務が減ります。


落ち着いて仕事に取り組めます。
 

確かに誤薬も減るでしょう。


ぜひ、実現していただきたいです。
 

もちろん、簡素化に適さない薬も 


ありますから
医師や薬剤師の協議が必要です。
  

このニュースを聞いて
私が常日頃から思っていることをもうひとつ。 


要介護の高齢者のインスリン自己注射も必要あるのでしょうか?


若い頃に2型糖尿病で食事制限が
 

難しかった方も要介護となり
 

高齢者施設に入居されるようになると
 

間食も少なくなり


食事制限もうまく行く方が多いのです。


内服薬だけでも十分


血糖コントロールができるのでは?!

と感じています。 


インスリン自己注射のために低血糖になる利用者さんが多い印象もあります。


亡くなる直前まで注射をする意味もわからないですよね。
 

みなさんは
どう思われますか?



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