マクロ経済関連データ:日本で働く外国人の数 ー 外国人雇用状況(23年10月末時点)
マクロ経済関連データを時々紹介していきます
マクロ経済関連データについて、新聞で公表される都度、自分のノートに手書きで書きこんだり、新聞記事を切り貼りしているのですが、今回からnoteでも簡単に掲載して行きたいと思います。マクロ経済関連データは株式投資で銘柄を選定する際に長期潮流を見る上でも有用かなと思っているのですが、ノートに書いていると、時々探すのに苦労することもあり、備忘録的にnoteでもメモしていきます。
外国人労働者の数はインドネシアの伸び率が高いですね
毎年10月に厚生労働省が外国人労働者の雇用状況を公表していますが、先日、最近のデータを公表しました。https://www.mhlw.go.jp/content/11655000/001195785.pdf
日経新聞でも3月15日に次の記事が出ていますね。
厚生労働省のホームページに届出状況のポイントが掲載されていますが、一部を抜粋すると次のとおりです。
新聞報道も併せて整理すると、次のような整理になりますでしょうか。
1 日本で働く外国人はベトナム人が最多であり、伸び率も高い
2 中国人は数はこの5年で見ると微増である
3 インドネシア人はこの5年で約3倍近く増えている
中国人が増えていないのは、日本で働いても賃金が低いので(中国内の賃金はかなり上昇しています)、もはや日本で働く魅力が薄れているからでしょう。中国人観光客が日本で爆買いするように、日本はモノを安く買う場所ということになっているということだと思います。日本株も爆買いをされているかも知れませんね。企業にとっては、物言う中国の投資ファンドが増えると色々と大変かも知れません。買収リスクもあるし。
いずれにせよ、今後の着目点はインドネシア人の増加ですね