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夏の思い出

夏が近づくとケツメイシが聞きたくなるのは、きっと私だけじゃないはず。
ドライブしながら窓を開けて、風を感じて、ケツメイシの『夏の思い出』を流して、最高~!と心の中で10cmくらいジャンプする。

一人で行動するほうが楽で小・中・高とグループに所属してこなかった私は、新たな環境になった大学時代もそうやって過ごしていくものだと勝手に思っていました。

私が進学した大学は、少人数クラス制で担任がある学校でした。1クラス約20人くらいで、学務課職員と教授が1人ずつ担任していました。オリエンテーション合宿から始まり、コミュニケーションの授業やプレゼン、とりあえず1年生の間、必修はこのクラスで授業を受けます。なので、当たり前にクラスメイトとのコミュニケーションに多くの時間を費やします。
そうしているうちに、クラスの中でもなんとなく集まる10人ほどのメンバーとつるむようになっていきました。学内でもプライベートでも、このメンツでいることがどんどん当たり前になりました。飲んで騒いでケンカして、まじめにテスト勉強してみたり、子どもみたいに公園ではしゃいでみたり。そんな楽しいメンツでした。

毎年夏になるとロッジを借りて、キャンプに行きました。バイト終わりで夜中に合流したことも。卒業して就職して結婚して、散り散りになっても、毎年のように集まっていました。何かが大流行するまでは。。。
そんな車中では、当たり前のように誰かがケツメイシの『夏の思い出』をかけるのです。これがなくちゃと言わんばかりに。まるでテーマソングみたいになっていました。

だから私の夏はいつも楽しい思い出で、ケツメイシの『夏の思い出』とともに。

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