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生物の進化と探求心

毎年毎年、息子たちがカナヘビを採ってはひと夏同居し、野に放つ。
夏になったらもちろんクワガタやカブトムシも仲間入り。

カナヘビはヘビじゃなくて、トカゲです。
虫や爬虫類が大好きな二男がお世話係。

今年は、蛙とサンショウウオもお仲間に。
今回は新たなお仲間『サンショウウオ』の話。

ある日、帰宅すると見なれない水の入った容器が玄関にありました。長男が地元の一次産業を見学・体験するイベントに参加し、持って帰ったきた様子。いったい何を持って帰ってきたのか。見た目はウーパールーパー。

『ねぇ、これ何?』
『わからん』
『なんでわからんものを持って帰ってきた?』
『なんとなく?』

夕飯が終わると、男三人スマホの画面とにらめっこが始まった。
『これかな?』『なんかちょっと違うくない?』『ウーパールーパーだって!』『いやいや、外来種だぞ!そんなの池にいるか?』
大会議。

『これだ!』

結果は先に言ったとおり、サンショウウオ。そこからがうちの男子の真骨頂。成長の過程とその特徴、えさの種類から生活環境まで大調査が始まりました。

興奮した様子で二男が身振り手振りをつけながら、調査結果を報告してくれます。

・最初は大きなおたまじゃくしみたいな形で水の中で過ごす
・少し大きくなると手足が生えてウーパールーパーみたいな形になる
・この時はまだエラ呼吸
・もっと成長すると肺呼吸になってウーパールーパーみたいな顔の横のぴらぴらがなくなって、陸地で生活する

などなど。
私もきちんと調べなおしてはいないので、本当に正確なところはわかりません。けれど、なんだろうな?で止まらず、なんだろうなの先を見つけに行くのはすごいなぁと思います。

虫と爬虫類、恐竜、動物全般、ものすごい知識を蓄えている子どもたち。どうやらそこから派生する環境や法律なども調べることがあるようです。時々こちらも『え、なんだっけ?ごめん。わかんない』となるような質問をされてドキドキします。なので、一緒に調べます。

子どもたちの探求心が成長するのはいいことだなと思いつつ、頼むから私に聞かないで!と複雑な親心です。

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