庭で草花と戯れる
植物を育てることが壊滅的だと気づいたのは、大学生のとき。
アルバイト先からもらった多肉植物を二度も枯らしてしまい、弟に『植物がかわいそうだ。二度と育てないほうがいい。』と言われてしまった。
母も祖父母も庭仕事が好きで、草花や畑の手入れをよくしていたのですが、私自身は全く興味がなく、これならこまめなお世話はいらないよと言われた多肉植物でさえも枯らす始末。
そんな私が、家を建てたことを機に庭にイチゴの苗を植えました。それと、子どもたちが大好きなミニトマトの苗も。
春になると草むしりをしながら、あっちへこっちへ伸びているランナー株を整え、肥料を入れつつ新しい苗を植える準備をする。トマト用のプランターを片付け、こちらも新しい苗さんを迎える準備。草むしりをしながら、追肥をしたり、脇芽をつんで水をやる。この無心になる時間が実は私にあっているようで、意外と続いている。
初めは2株だったイチゴもいまでは一帖ほどの広さまで広がり、娘の友達を誘って、みんなで収穫祭ができるほどになりました。
ミニトマトから始まった野菜栽培は、今年はピーマンとズッキーニも仲間入り。プランターで育てているけど、ズッキーニが思った以上に幅を利かせていてプランター栽培はかわいそうだったかも。来年は露地植えが出来るように整えられたらいいなぁと妄想中。
自分以外にも気をまわしたり、たくさん考えることが増えてきたからなのか、それとも歳を重ねたせいなのか、植物と戯れる時間が楽しくなってきています。
来年は何を育てようかな。
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