少女と鯨のおでかけ
こんにちは。
前回投稿した「再会」は10年よりももっと前から私の頭の中や、ノートのメモ書き、ノートやクロッキー帳の落書きに近い幾つか絵として存在している一つのお話のイメージです。お話自体長年存在してはいますが最初から最後まできちんと出来上がっておらず、ふんわりと断片的なエピソードやイメージしかありません。女の子も鯨もまだ名前がありません。きちんと色も塗ってイラストとして完成した(絵としての完成度は別として)ものを作成したのは初めてでした。他にも同じようにふんわりとあちこちの片隅にあるお話がいくつもあります。それらは苦しい時を空想という避難場所として助けてくれていました。いつかちゃんとした何らかの形にするんだと思いながら、そのまま年月だけが過ぎていました。ほんの一部でも、形にして、自分以外の人にも認識してもらうことが出来て嬉しい気持ちです。見てくださった方、スキを付けてくださった方にはとても感謝しています。
鯨は写真集を買ったり幾つもの写真を検索して見ながら描きましたが形をとるのも色を塗るのも苦戦しました。全部が写実ではないですが。シロナガスクジラはとても細長い流線型で一部だけを描くことがバランスを取るのが難しく、もとはもう少し小さく多くの部分を描き、あとで拡大しました。デジタルツールの機能は素晴らしいです。もっと慣れて完璧に使いこなせるようになりたいです。女の子の顔は、いつも何度も書き直し時間をかけますが、今回は特に心を表したくて私なりに表情にとてもこだわりました。毎回ですが、投稿してしばらくしてから首とか背中のワンピースのラインとか色々駄目だな、直したいなと思うところに気づきました。でも、この絵はこれで今の私の絵として完了とし、より良いものを描けるよう次へ生かしてこれから出来るだけたくさん描いて行こうと思います。
今回も、最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?