『放課後のうた』 これからの課題
こんにちは。
前回投稿した『人魚の学校』の女の子が本来の姿は人魚なので、どうしても人魚の姿も描きたくて描きました。
私は前までテキストに見出し画像以外の画像を入れる方法が解らず、当初このイラストは縦長の向かって右が上となる向きで、中央3分の1の部分のみ表示される前提で描き始めました。その為、尻尾が見切れてしまっているこのような構図となりました。描いているうちに画面全体をきちんと表示したくて、もしかして出来るかもと思いやってみたら出来ました…以前、大きいイラストに短いコメントの投稿の時と小さいイラストと文章の投稿になると書きましたが、方法が解った為、これからは大きい絵と文章を同時に投稿して行こうと思います。(そして、今回見出し画像は縦向きにするつもりであったのですが横になってしまい、もっとnoteの使い方を把握しなければと思っております…)
前回のイラスト『人魚の学校』は、最初、夏らしい絵が描きたいと思い、全く別の構図を描きかけていましたが、捗らず、構図から全て考え直すことにしました。夏らしいモチーフで別のものを考えて、「海、セーラー服」から、海中のセーラー服の女の子を描いていて、線画を描いている途中に、ふと「人魚の学校」という言葉が浮かび、この子は人魚で、周りの海の生き物達はこの子が通う学校の生徒や先生と決まっていきました。手前のリュウグウノツカイは教頭先生、クラスメイトの3匹とお喋り中で、2匹のマンタは隣のクラスの生徒、上の群れは運動部員と想像していくのは楽しかったです。海の生き物を調べながら一匹ずつ描いていくのは大変ではありましたが、描き上げると今まで描いた中では一番充足感を味わうことができました。
そして、女の子のことも色々想像が膨らむと、余計に人魚の姿も描きたくなり今回の『放課後のうた』を描くに至りました。人魚の子の鱗は貝殻の内側の様な虹色がかった白とイメージしたので、螺鈿細工からとって「らでん」という名前になりました(響きがなんだか仰々しいですが)。人魚の一族遠波家の女の子。人魚含む様々な海の生き物の通う学校「緋珊瑚第三高等学校」の1年生で、学校は好きですが帰宅部で、おしゃべりしたり歌を歌いながらのんびり帰るのが好きなマイペースな女の子です。後ろのクラゲは通りすがり方々です。あまり絵の説明をくどくどと書くのは良くないかもしれませんが、noteには残しておきたくて書きました。
鱗を描くのは少し大変でした。鱗が一部しかない魚や全くない魚もいると図鑑に書いてあって、鱗の輪郭を描かないことも頭をよぎりましたが、鱗の特徴を名前にしたぐらいだから描かねばと思い、参考にした魚の写真は整然と鱗が並んでいて、どうやって描こうと考えた末、最初にガイドの横線を体の線、丸みに沿って描いておき1段1段鱗の輪郭を別レイヤーで描く方法を取りました。下に行くほど枚数が増え小さくなって行くことに途中で気付き、うわ〜となりながらなんとか描きました。貝殻のような虹色は写真より実物を見なければと思いましたが貝殻は持っていなかったので、貝殻で出来たものをいろんなお店を見て探し、最終的には手芸パーツ屋さんの貝殻モザイクのボタンを観察して描きました(勿論購入しました)。
私としては以前に比べれば描けるようにはなりましたが、今回の女の子の顔はなかなか思うようにいかず何度も何度も修正し、思っていたより凄く時間がかかってしまいました。デッサン力など画力の安定、スピード、もっと描いて成長しなければと思います。このイラストは、現在私の精一杯で「描き上げた」と思っていますが、きっと後になればまた修正したいところがきっと沢山見えて来ることと思います。また、苦手とするものを描いていないこともあり、たとえば建物などの背景、特にパース、男性、遠近感、多くの事をこれから練習していかなければと思っています。パースは本などを読んでも理解できなかったのですが、以前スクールの授業で習い、少しだけ理解しました。デジタルの使い方やデッサンもスクールに通ったおかげで少しずつ私なりに進んだので、迷ったのですが通うことにして本当に良かったと思っています。
ただ、仕事の面で予期せぬことがあり、計画が狂ってしまう事となり、イラストの勉強に影響が出そうなこと、仕事もきちんとこなせるのかということで、今は焦りと不安があります。腹を括って頑張らねばと思っているところです。
長くなってしまいました。拙い文章、最後までお読みくださった方、イラストを見て下さった方誠にありがとうございます。
2023/9/24追記
本日、ちっちさんという漫画もイラストも投稿されている方が、大変光栄なことに、投稿された記事に私の以前投稿した「まよいこむ」のリンクを貼って下さいました。「まよいこむ」を見たことをきっかけにご自身もアリスを描こうと思って下さったとのことです。本当に嬉しいです。
可愛いアリスとその世界観がちっちさんの絵柄で見事に表現されたとても素敵なイラスト記事です。イラストと文章だけでなく、メイキングまであり、とても楽しく拝見しごたえのある記事です。
本当はせっかく紹介下さったその記事にリンクを貼りたかったのですが、画像記事にリンクを貼ることがどうしても出来ず、こちらで紹介させて頂きました。また、こちらは過去の記事なので、これから見られることも少ない場所と思うので、せっかくの素敵な記事、先にはなりますが次回投稿したらその記事でも改めて紹介させて頂きます。
タイトルは、「不思議の国のアリスにきゅん。」です。
https://note.com/dusky_bunny/n/nd9014d4acca8?sub_rt=share_pw
「不思議の国のアリスにきゅん。」のレトロなアメコミ風イラストもとても魅力的ですが、ちっちさんは少し違うテイストのイラストも描ける方で、繊細で綺麗な光と影の表現されたイラストもとても素敵です。そして、ちっちさんのnoteでの活動の「本業」と言うべきは漫画で、予想の出来ない展開の連続で、キャラクターも魅力的な、ついつい読み進めてしまうくらい面白い漫画を描かれます。私はこの間第一部を読み終わり、続編をすでに執筆されているのでそれをこれから読ませて頂くのでとても楽しみにしているところです。
是非、ちっちさんのnoteにも脚を運んで下さいね!
ここまでお読み頂き、誠にありがとうございました!
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