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見やすい note の書き方 - チャンクを意識する -

みなさん、こんにちは。Naseka です。
私は 哲学者・エッセイスト として、
自らを定義しています。

note を始めて せいぜい3か月程の私が、
偉大なる先人たちが
散々書いてきたであろうテーマ
「見やすい note の書き方」
を書いてみようと思うに至ったのよ。
(ただの思いつき)

……興味ないって?
そんなこと言わないでくださいまし

最初の1か月くらいは少し迷走気味だったけど
(敢えて記事はそのまま残してある)、
だんだん note を書くことに慣れてきて
自分なりに読みやすい書き方が見えてきた
(気がする)

「Naseka 式『見やすい note の書き方』」
ずばり
ケンブリッジコピペ
・チャンク
半角スペース
の3本柱で成り立っている。

今回は2本目、
「チャンク」を紹介したい。


「チャンク(chunk)」とは

「チャンク」 ≒ 「かたまり」

聞き慣れない方もいるかもしれないので
簡単に説明すると、「チャンク」とは
「かたまり」的な意味の言葉である。

こと文章における「チャンク」といえば
それは
「文節」
「ひとつの文」
「段落」
といったところだろう。

マジカルナンバー7±2の法則

ところで あなたは
「マジカルナンバー7±2の法則」
という法則をご存じだろうか?

「人間が瞬間的に保持できる記憶は
 おおよそ7チャンク前後が限界である」

というものだ。

たとえば、次の「」内の数字を
10秒間で覚えて、
その後 目を瞑って
次の10秒後に復唱できるだろうか。

「189 9278 9367 9456 9545 9634 9723 9812 9919」


どうだろう、復唱できただろうか?

成功できた人は、
なかなか特殊な部類だと思う。
相当に記憶力に自信があるか、
あるいは物事の規則性を見つける能力が
他者より秀でた人であろう。

ただ、これは失敗することを前提としたので
気落ちせずに読み進めていただきたい。
(ガッカリしてページを閉じないで!!)

数字を変えて もう一度だけ
チャレンジしてもらいたい。

今度はヒントを提示しよう。
ヒントは ズバリ「九九の9の段」だ。

では、よーいスタート!!

「919 9218 9327 9436 9545 9654 9763 9872 9981」


どうだろう、成功できた人もいるのでは
多かったのではだろうか?

タネ明かし

実は2つの数字列は、
情報量としては全く同じである。
(最初の数字列を逆順に並べただけである)
桁の区切り方も全く同じにしてあった。

にもかかわらず、覚えやすさは
全然違った(はず)。
それはなぜか?

それはヒントにも提示したように
「九九の9の段」の順に数字が並び、
かつ「クイチガク」「クニジュウハチ」と
いうように桁を区切っておいたからだ。

ここでは九九を題材にしたので
チャンクを9つにしたが、
同じ情報量(ここでは文字数)であっても
「意味のある かたまり」
になっているかどうかで
チャンクの数は変わってくる。

あるいは単純に
「九九の9の段」と捉えれば、
チャンクを9つではなく
1つと捉えることも可能だ。

そうすると、同じ情報量であっても
それが何チャンクになるかによって
人間の認識や記憶のしやすさは
変わってくるのだ。

チャンクを意識して文を書く

これを文章に活かすとどうなるか。
人間は意識していようがいまいが、
文章を読むときには
短期記憶を使用している。

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