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書評家も名乗ろうか

みなさん、こんにちは。Naseka です。
私は 哲学者・エッセイスト として、
自らを定義しています。

ここ数日、ちょっとだけ
自分の中で何かがおかしい。

書きたいテーマは
それなりに浮かんでくるのだが、
いざ 筆を取ると…もとい PC へ向かうと
どうも1本の記事として
まとめられないのだ。

よく「書きたいけど書けない」という話を
聞くことがあるが、それの類なのかもしれない。

そんな今日此頃、
自分の中の自問自答を文字にしてみる。

今回はそんな話。


書評は書ける

以前ほど思うように書けないとはいえ、
毎週1本ペースで書いている書評については
存外 当てはまらないものである。

余程 自分に合わない本でもない限り、
読めば何らかの感情や考えさせられることは
浮かび上がってくるので、
それを文字に起こして整理するだけでよい。

読書自体が趣味のひとつであるから、
これ自体は全く苦にならない。

だから、書評なら書くことができる。

書評とは何ぞや

ここで ふと考える。

そもそも「書評」とは何ぞや。

実は既に10本以上 書評を書いておりながら、
未だにその本質が分かっていない。

もちろん書評を書くということにあたり、
「書評」というものについて
考えたり調べたりは した。

たとえば Wikipedia だと、
冒頭の説明は このようになっている。

(しょひょう、(: Book review)は、一般的に、刊行された書物読者に紹介する目的で論評や感想などを記す文芸評論の一形式である。

Wikipedia - 書評

極端な話、読書感想文であれば
本の内容があろうがなかろうが
「この本を読んで、私はこう思った」
とさえ書けていればいいのだ。

…たいていは本の内容にも触れながら、
「ここの箇所を読んで、こう感じた」
と書くことが多いとは思うが。

だから、ひとまず
「読書感想文」となってしまわぬよう、
「本の紹介」としては どのような本か、
要約や あらすじ こそ
必ずしも入れ込むわけではないが、
私なりの言葉で
「この本は こんな本です」
と伝えることは意識している。

そして「論評」の部分では、今のところ
「どんな人にオススメするか」
といった視点でのコメントを入れている。

これは「この本の書評を書いてください」
という依頼で書くものであれば、
辛口なコメントを書くことも
あるかもしれないが、
今のところは 私が自分で好きな本を
紹介することが多いから。

依頼があるわけでもないのに、
わざわざケチをつけるために
本を選んだり読んだりはしないからね。
(時間もお金もモッタイナイ)

一応、これが私なりの
「書評」としてのスタイルだと思っている。

それが「書評」として正しいのかは
正直なところ分からないが。
(誰か教えて!)

書評とエッセイと

ただ、エッセイも書いていると
(数的にはエッセイの方が多い)
書評とエッセイの区別も曖昧になってくる。

前述のとおり 私の書評では
内容や あらすじ は
必ずしも入れ込んでいるわけではない。

私にとってそれらは、本を紹介するうえで
あくまで ひとつの手段であって、
必要不可欠なものではないからだ。

どちらかというと
自分が感じたこと、
想起されたこと、
そういった自分の言葉をベースに
書いていくことを好んでいる。

そうなると、もはや その書評は
エッセイとして出しても差し支えないような
(さして違いが分からないような)
カタチとなってくる。

書評をもっと書いてみようか

ここで冒頭の話に戻る。

ただ今、絶賛 停滞期に突入中である。
エッセイを書こうとすると、
ネタは思い浮かぶのに記事がまとまらない。

だが、書評なら書ける。

であるなら、週に1本と限定せずに
もう少し書評を書いてみようかな、と思う。

よくよく自分の書評マガジンの説明を見たら
「毎週1本を目標に
 
続けていきたいと思っています。」
と書いてあるから、
それ以上書くことを
制限しているわけでもないし。
(ネタ切れを恐れていたフシは
 あるかもしれない…)

書評家も名乗ろうか

そもそも挨拶文にも書いているように、
職業は会社員でありながら
自らを
「哲学者」「エッセイスト」
として定義している。

元々 私は肩書きは重視しない性格ではあるが
(「社長なんて会社を出たら ただの人やろ」
 と思って生きている)、
自分自身の生き方を見つめ直すときに
そう定義した方が生きやすいと思って
名乗りだした。

最終的には
「会社員を止めて自立する」
ことが目的であるから、
正直 肩書きにはこだわらない。
あくまで興味のある生き方をするため
自分を定義しているに過ぎない。

だったら、むしろ
「書評家」も名乗って
もっと堂々と書評を書いていこうではないか。

…ということで、私 Naseka は
「哲学者」「エッセイスト」に加えて
「書評家」も名乗ることとします。

誰に許可を求めるわけではないけれど。

お読みいただき、ありがとうございました。

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