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健康マインド(あかんたれ❗①)

昭和性生活ファイル❗八重子と柳吉の場合

女が強いと男は居場所を追われる。男は居場所を求めて彷徨う! 女は男の居場所になれないのか❓  
親父が店の後継者に女房の(八重子)と決めた時、柳吉は家を出た。大阪船場の小間物問屋の店です。
柳吉は馴染みの芸者蝶子の元に行く。


1ヶ月ぐらい過ぎまして、蝶子と柳吉の夜の話。仕事が終わりほろ酔いで、帰ってきた蝶子は着物をほどいている。
部屋で待っていた柳吉は、着物がほどけるたびに部屋に漂う桃色の香り❗に股間を膨らせて、帯をといた蝶子に抱きついた。(柳吉さん、待ってよ! お座敷で疲れているんだから、)
(こっちは、お前の帰りを1日待ってるんだ。 連れない事言わないでくれよっ!)早速、蝶子の胸に手を差し込む。
そのまま乳房を掴み出して、舌をむやみにしゃぶらせる。

蝶子は、のけぞって柳吉を受け止めて、さすがに玄人のさばきで、柳吉に乳首を与えてなだめた。
柳吉は乳首に吸い付きながら、襦袢の股を割って陰部まで手を伸ばそうとするが、蝶子は股を閉じて嫌がる。
二三度の攻防があって結局、蝶子は座布団を尻にあてがい股を開く事になった。
柳吉は指を舐めて、蝶子の陰部にのばし今日こそは、床の主導権を取って蝶子を泣かせる程、責めてやろう❗と思うのだった。

八重子は柳吉が出て行ってから、若い雇い人の辰造と会うのが、かえってやりにくくなったと、いらついている。
昨夜も店から遠い待合で辰造と逢っていた❗
小間物を独りで売り歩いていた辰造を、店で雇う事にしたのを、柳吉は嫌がったが、義父が八重子の後ろ盾に着いたので黙って家を出た。
それまでも外で辰造とは逢っていたが、旦那が家を出た後では店を空ける訳にもいかず、外での逢引も気が引けた。
八重子は辰造も遊び相手と考えていたので、妙な噂が立つならいっそ、辞めさせようかとも思っていたが、昨夜の辰造との夜を思い出して乳首が疼くのを感じた。
それ程、濃密な夜だったのだ。

続く。



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