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価値観の違いとはいえ。冷たい雨の午後に思うこと。雑記


昨日の夏日が遠い昔のように感じる。

季節外れの冷たい小雨の午後。

「インスタ映え」したであろう
近所のお店の前では、
若い子達が思い思いのオシャレをして
冷たい雨の中、灰色の空の下、
傘をさし、行列を作っていた。

カレー屋さん
スイーツ屋さん
ラーメン屋さん

私の家の近所は、
個人経営の個性的な飲食店が軒を連ねる飲食激戦区。

とはいえ、

個人経営だからかなあ。
日曜日はほとんどのお店が
クローズしている。

ひっそりとした空間に
傘の行列が
どこかしら不自然。
みんな笑顔ではいるものの

「ねえねえ、本当に楽しい?」

と問いかけたくなる。

お店の人が先にオーダーを取るために外に出て行列の対応をしているが

その定員さんに笑顔はない。

どのお店もそう。

定員さんがどこかしら、、うっとしそうな顔をしている。


乾いた笑顔のお客さん。
笑顔すらない定員さん。

楽しいですか?

彼等彼女等はお店に入ったら

写真をパチリパチリ。

カレーやラーメンやスイーツの
味を楽しみに来ているのか、
写真をとりに来ているのか。

私には、この価値観が理解できない。

タイマッサージの帰り道。
少し散歩しながら
こんな滑稽な風景を横目に。

今や、
お店の宣伝はお客様が勝手に拡散してくれる時代。

「映え」を意識したサービスを提供することが
今の当たり前になってきている。

世の中のニーズをキャッチしないと、事業の発展や存続はあり得ないかもしれないが、あまりにもこの見た目の「映え」を意識した企業努力が空しいと感じてしまうのはなぜ?

もう、「映え」ないとだめなのか?

本質では勝負できない時代なのか?

私は、
この肌寒い小雨の中で傘をさし、乾いた笑顔でスマホをいじりながら
不愛想な定員にオーダーを取られ、カレーやラーメンやスイーツを食べることに、どうしても価値を見出せない。

まあ、これが私の「価値観」です。










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