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SDGs+第5号の読みどころ

「SDGs+(プラス)」第5号は、「LOCAL×SDGs」をテーマに、地域の課題に取り組む人々を特集しています。「シン・地方人」として、埼玉県横瀬町の「よこらぼ」や神奈川県相模原市の「SDGsビジネス認証制度」など、自治体と企業や大学などとの連携の好例を取り上げたほか、ゼロ・ウェイストを推進する徳島県上勝町の地域づくりを担う住民にも話を聞きました。いずれもそこで生まれ育ち、今も住んでいる方です。官民それぞれの視点から地域づくりの課題が語られます。

「往来人」では、都内に拠点を構え、各地を巡る令和の「世間師」2人に登場してもらいました。原宿で唯一の精米店を営む小池理雄さんは、「持続可能な米作り」の仕組みづくりに奮闘しています。小池さんは言います。「楽しくなければお米ではない」。お米に関心を持ってもらえるようなイベントにも力を入れています。

丁寧な本づくりで消費社会に警鐘を鳴らす、ひとり出版社「夏葉社」の島田潤一郎さん。島田さんには昨年12月に刊行した『本屋で待つ』を中心に、街の本屋の可能性や「待つ」ということについて、一緒に考えてもらいました。『本屋で待つ』にもある、時間をかけて街の本屋に関わっていくうちに人が変わっていく様子が描かれています。夏葉社の本を手に地方を回る島田さんは何を語るのでしょうか?

「著者に聞く」は、光文社新書『新地方論』の小松理虔さんにお話を伺いました。「都会か」「地方か」という二項対立を乗り越えるにはどうしたらいいのでしょうか? 

地域に根ざした活動や取り組みに注目し、SDGsを実現しようとする人々の思いに迫りました。


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