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【エッセイ】暮らしや健康について

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普段の暮らしの中で考えていること、感じたこと、心身の健康を守るために意識していることについて書いてみました。
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#読書感想文

【エッセイ】「ただ、そうなっている」としか言いようのない朝

モーニング・ルーティーンについて書いてみる。30歳の男が毎朝何をやっているのか、知ったところで何の参考にもならないだろうけど、書いてみる。

¥100

【エッセイ】医師とは究極のファシリテーターなのではないか?「病理医ヤンデル先生の医者・病院・病気のリアルな話」を読んで。

医者の仕事は「病気を完治させること」にあると思われがちだが、あくまで完治させるのは「患者自身」であって、医者はその手助けをするだけだという言葉を、どこかで耳にしたことがある。 この本にもそのようなことが書かれている。 1年くらい、だいたい月に1度のペースで、ずっと通っている病院がある。いわゆる心療内科と呼ばれるところである。 精神面、体調面を含めた近況を報告し、処方される薬を決めてもらう。診察時間は毎回10分程度。 心療内科と聞くと長い時間カウンセリングをしてもらうイ

【エッセイ】10年間日記を書き続けた私が今、考えること。「さみしい夜にはペンを持て」を読んで。

毎晩寝る前に日記をつけるようになったのは、20歳のときだった。きっかけは忘れてしまったけど、書くことで自分のこんがらがった頭の中が整理されて、生きることが少しだけラクになったことを覚えている。 30歳になった今も、寝る前に日記をつけている。 つまり10年間も、毎晩毎晩ノートにボールペンを走らせては、取り留めもない自分の思いをせっせと書き記しているわけである。 なんともまあご苦労なことだと、我ながらに思う。 20歳の頃に感じた生きづらさを、今も感じているわけではない。生

【エッセイ】自分だけの生き方を獲得した人が見ることができる世界。「『普通がいい』という病〜「自分を取りもどす」10講」を読んで。

子どもの頃から何かと変わり者扱いされてきたものだから、普通ってなんだろう?ということについて人一倍考えてきた人生だった。    30になって、普通なんて追求せずただ自分の好きなように生きればいいのさと思えるくらいの厚かましさは手に入れたつもりだったけど、しかし周囲との軋轢はどうにも避けられない。 気遣いが足りない。 自我が強すぎる。 無責任じゃないか。 父親失格。 どれも実際に周囲の人からかけられた言葉である。時には近しい人に。時には遠い人に。 精神科医である著者が本

【エッセイ】自分の身体の声を聞く方法。「身体的生活: 医師が教える身体感覚の高め方」を読んで。

自分の身体の声を聞いてあげることって大事だなと、最近思っている。 本の内容は読んで字の如しで、医師である著者が身体感覚を高めるためのメソッドを紹介しているもの。 読んでみてすごくタメになったし、実生活で取り入れてみようと思えることもたくさんあったのだけれど、何よりこの本のいいところというのか、信頼におけるものとしているは「身体感覚を高めることで、よりよい人生を送っていきましょう」と言っているところ。 「身体感覚を高めましょう」っいう話って、どうかするとビジネスで成功する

【エッセイ】読書記録を付けたら読む量が減った。(2023年11月に読んだ本)

2023年11月に読んだ本は下記の通り。 愛着障害 子ども時代を引きづる人々/岡田尊司 自分の仕事をつくる/西村佳哲 反知性主義 アメリカが産んだ熱病の正体/森本あんり かがみの孤城/辻村深月 秋葉原事件 加藤智大の軌跡/中島岳志 計5冊。相変わらずノンフィクションが多めでした。

¥200