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【カルチャー】読んだ本、聴いた音楽、観た映画について

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私の好きなカルチャーについて語っています。 読んだ本、聴いた音楽、観た映画の感想など。
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#ウェルビーイングのために

【カルチャー】海外文学は面白くないわけがない。/私の最愛海外文学10選。

海外文学について語ってみる。 #私の最愛海外文学10選 なるタグがSNSで話題になっていたので、便乗してみた。 選んだ10冊は以下の通り。 通訳ダニエル・シュタイン/ウリツカヤ モモ/エンデ 大聖堂/カーヴァー フラニーとズーイ/サリンジャー 悪霊/ドストエフスキー 夜と霧/フランクル 舞踏会に向かう三人の農夫/パワーズ すべての月、すべての年/ベルリン 冬の夢/フィッツジェラルド サラの鍵/ロネ 海外文学との出会い。 海外文学との出会いは遡って

¥300

【カルチャー】BL(ボーイズラブ)小説であり、哲学書でもある。ヘルマン・ヘッセの「デミアン」を読んで。

そうか、君はそう言うヤツだったのか。でおなじみ?のヘルマン・ヘッセの代表作。 少年シンクレールが、早熟な少年デミアンと出会い、「本当の自分とは何か?」「よりよい生き方とはどんな生き方か?」を考え、悩み、精神的に成長していくという、極めてシンプルな物語。 達観した人生観を持つデミアン。 どこまでもストイックに自分を律するシンクレール。 この2人の関係性はどこかBL(ボーイズラブ)を思わせて尊いのだけど、シンクレールのストイックさもまたイイ。 自らの運命を生きようと欲する

【カルチャー】人間が創造的(想像的)であるためには。「自然知能/外山滋比古」を読んで。

著者の代表作である「思考の整理学」は私にとってのバイブルで、折に触れて何度も読み返して、その度にいろんな示唆を与えてもらってきた。 最後に読み返したのは確か1年くらい前だったけど、40年近く前に書かれた本なのに「コンピューターが出てきた今、人間が本来持っている想像力(創造力)を見直すべきだ」という主張を当時からされていたことに驚いた。 そんな外山さんが晩年、人工知能(AI)を自然知能(NI)という逆説を通して語られていたと知ったからには、そりゃもう読むしかないだろうという

【カルチャー】2023年10月に読んだ本。エッセイ・新書多め。

2023年10月に読んだ本。合計11冊。 エッセイ・新書が多め。 自分の心と身体に正直になることの大切さに気づく とはいえ、それが難しいから、そのための方法を模索中・・・ 以下、簡単な書評とamazonリンク。 購読のご参考にどうぞ。 食べて、祈って、恋をして/エリザベス・ギルバート 心豊かに自分の人生を生きていきたいと願う人たちにとって、いろんな示唆を与えてくれる本。 中学校の授業でネット中傷を考えた 指先ひとつで加害者にならないために/宇多川はるか ”ファ