ほきくんのリハビリ記録⑭   ~「半分」ブレーキ~

リフレッシュの【料理】を週に何度かすることで
<リハビリだけ生活>により意欲的に取り組めるだろう。
 
料理をするなら「人の役に立ちたい!」
人に仕事を増やしてしまったら、「人の役に」立てない。
 
リクエストを聞いて、メニューを決めて・・・
冷蔵庫を覗いて(残り物の確認)・・・
さぁ、買い物に一人で行こう!
 
 
行けません。
よぼよぼ歩行の私が一人で買い物に行くことに
誰がOKしてくれるでしょう。
 
 
 
「OK」してもらい
さぁ一人で買い物・・・の前に
私がどのように課題解決したかをを説明します。
 
 
課題①:【スーパーに行くときに通る下り坂】
OKがもらえる以前は、下り坂の頂上(スタート地点)で
・「歩行器を使ってうまく下れるかなぁ・・・」 
病気で体がほとんど動かないのに一層、身体ががちがち固くなります。
・「下り坂だから・・・」
とブレーキレバーを目いっぱい握りました。歩行器は完全なロック状態です。
 
この2つの理由から
たった20メートルの下り坂、ゴール地点まで進むのに
10分以上かかってしまいました・・・
 
情けない・・・
 
これではOKをもらえるはずがありません。
 
リハビリプロに相談し、歩行器で坂を下る練習に付き合ってもらいました。
「~した方がいい。」「~に気を付けた方がいいよ。」
 
それだけでなく、
一人でも何度も練習を繰り返しました。
 
 
 
みなさんがまだ小さい時に・・・
自転車を「補助輪なし」にするための練習に親御さんなどに手伝ってもらいましたよね。
 
その時に、<ブレーキ>についてのアドバイスをもらいましたか!?
 
 
「この下り坂はどれくらいの力でブレーキをかけるといい。」
というのは自分で見つけるしかありません。
「どれくらいの力」というのは自分の感覚だから、みんな違います。
 
 
 
以前の私は<下り>というだけで、
ブレーキレバーを目いっぱい握っていました:「最強」ブレーキ。
歩行器は完全なロック状態です。
 
あまりにも下り坂をスムーズに進めないし
はやく「家族からのok」もほしかったので、
一人での練習を繰り返しました。
 
一人練習を始めてから1か月・・・
見つけることができました!
 
傾斜度にもよりますが、
そんなに強くブレーキをかける必要はないことがわかりました。
 
レバーを握る力をこれまでより半分くらいにした方がいい。:「半分」ブレーキ
「半分」ブレーキはある程度動きに自由度が出てきます。
 
車や人とすれ違うときには、力を強めてレバーを握る。:「やや強」ブレーキ
それがトラックや子どものときは、さらに力を強める。:「最強」ブレーキ
 
20メートルの短い坂にも力の入れ方が変わってくる
ということがわかりました。
 
以前は10分以上かかってしまった下り坂も、
5分以内で下ることができるようになりました!!
 
 
 
 
課題②【買わないといけないものを探しながら歩行器の操作】
 
 

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