Yuya

青学英米文を卒業後、オーストラリアのメルボルンでワーホリ中(5月〜)!こちらでの暮らし…

Yuya

青学英米文を卒業後、オーストラリアのメルボルンでワーホリ中(5月〜)!こちらでの暮らしや些細な日常について書き記すアカウントです

最近の記事

カンガルーのお肉食べてみた メルボルン滞在日記 第8回

「カンガルー肉」という言葉を聞くと、まず思い浮かぶのはその異国情緒だろう。僕にとっても、最初はどこか「観光客的」なイメージが強くて、あまりにも非日常的なものとして頭の片隅に追いやっていた。だが、メルボルンに来てしばらくすると、そのカンガルー肉がスーパーマーケットの一角で、特別な扱いをされるわけでもなく、普通に並んでいる光景に出会った。 普段の食材と変わらないようなパッケージに包まれ、ビーフやチキンの横に堂々と並んでいるカンガルー肉を見て、僕は少し驚きつつも、興味が湧いてきた。

    • 聞いてはいたけどシェアハウス探しやっぱり大変だった... メルボルン滞在日記 第7回

      ※画像はとある内見先から徒歩5分のところにあったAltona Beach。天気も良く、水も澄んでいてとても気持ちよかったことを覚えている。 ワーキングホリデーをする際に必ず必要になるのが住処の確保だ。事前情報でもシェアハウスはなかなか見つからないと言っていたし、メルボルンに到着した2日目から早速Flatmatesというアプリを使って家探しを始めた。 実際にこれがまあ見つからない。別に供給がないわけじゃない。探せばいくらでもあるのだが、CBDから近いとか、諸々の条件を加味す

      • 「運がいい」とはどういうこと? ホステル生活(2) メルボルン滞在日記 第6回 

        ※表紙画像はホステルの目の前から見える、ビル群。カラフルで不思議だったので撮った。 運がいい、ツキがいい人がいる。その人たちは別に神様に特別愛されているとか(実際そうかもしれないが)、生まれ持って幸運であるとかではない。ただ機会を掴むために多く行動して、その試行回数が多いからこそ多くチャンスを得ているように感じるのだ。 僕はホステルでの滞在でそう強く思える出来事があった。 ホステル滞在も5日が過ぎた頃、僕はようやくホステルにある食事スペースに顔を出すことにした。そう、そ

        • 人生初めてのホステルでの生活(1) メルボルン滞在日記 第5回

          今回は僕がシェアハウスに移る前に滞在していたホステルでの暮らしや、そこで起こった出来事についての回にする。これまでに申し上げた通り、「Space Hotel」というこちらではかなり人気のホステルを利用し、6人部屋に3週間滞在した。この3週間というのは自分にとって比較的長く、そしてそれほど長く留まることを予期していなかった数字でもある。 理由としては単純にシェアハウスが見つからなかったのであるが、ホステル未経験、人見知りの自分にとってかなりチャレンジングな体験であると同時に非

        カンガルーのお肉食べてみた メルボルン滞在日記 第8回

        • 聞いてはいたけどシェアハウス探しやっぱり大変だった... メルボルン滞在日記 第7回

        • 「運がいい」とはどういうこと? ホステル生活(2) メルボルン滞在日記 第6回 

        • 人生初めてのホステルでの生活(1) メルボルン滞在日記 第5回

          音による異国性の認識 メルボルン滞在日記 第4回

          僕は外国を訪れたとき、音によって最も鋭くその異国性を認識することがよくある。この文は村上春樹の旅行記『遠い太鼓』の中で登場する。日本にいた時、このセンテンスに関して「なるほど」と納得感はなかったのだけれど、こちらに来てふと読み返してみると、「お、これが彼の言う音による異国性の認識か?」と思うような出来事が多くあるように感じる。彼は続けて「視覚や味覚や嗅覚や皮膚感覚や、そういう他の感覚が辿り着けない何かがそこにはあるような気がする」と述べている。ふむふむ、なるほど。確かに後者の

          音による異国性の認識 メルボルン滞在日記 第4回

          「衣食住」とは何か メルボルン滞在日記(?) 第三回

          「衣食住」という言葉がある。思えば、我々は(少なくとも僕は)今やこの言葉を深く考えずに使っているように思う。それは「やりがい」だとか「成長」だとか、「松茸風味のお吸い物」のように、中身があるようで実際に何を意味しているのかよくわからない言葉と並列に並んでいる。僕が「衣食住」を具体的に捉え始めたのは、6人共同部屋のホステルで暮らし始めてからだった。恵まれたことに、最低限の衣食住は揃っていたが、ここで定義する「衣食住」は、より深い意味を持つ。一言でまとめるなら「心まで満たす、自ら

          「衣食住」とは何か メルボルン滞在日記(?) 第三回

          メルボルン到着 メルボルン滞在日記 第二回

          メルボルン滞在日記、記念すべき第二回だ(飽き性の自分にとって2日目までもったことがまず賞賛に値するのである。この原則に従うと、これからnoteを書くたびに記念すべき日になってしまうから、いちいち書くのはもうこれきりにしようと思う)。さて、今回はメルボルンに入国してから1週間ほどの中であった出来事や感じたことについて書いてみようと思う。この期間については、渡豪して5ヶ月近くたつ今でもその時何をして何を感じていたのか、まるでスーパーマーケットで商品を手にとって裏側の成分表示を細か

          メルボルン到着 メルボルン滞在日記 第二回

          はじめまして メルボルン滞在日記(?) 第一回

           別に突然、滞在中の出来事を記そうと思ったわけじゃない。自分の現状を誰かに向けて発信したいとか、啓発的なことをしたいわけでもない。この文章を書いている理由の5割、いやもっと言えば6割強は自分のためだ。僕は(普段生活している時は’僕’なんて使わないのだけど)ここで文章を発信することを通して、外との境界に少しでも接する地点を増やそうと、そして新しい人たちとつながることを期待している。こんなことを書いていると、自分がなんだか宇宙船に一人乗っていて、後年誰かが読むことを予期して、誰に

          はじめまして メルボルン滞在日記(?) 第一回