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楽しい1時間はあっという間なのに、退屈な1時間は長いですよね。これって…

 例えば同じ1時間でも、遊んでる時は「え、もう終わり?」ってぐらいあっという間に過ぎて、仕事や勉強の時は「まだあるのか長いな〜」って感じる事ってありますよね?学校の授業でもそうです。同じ授業時間なのに、好きな授業は短く感じて、そうじゃない授業は長〜く感じます。これって、どのくらい集中しているかの違いで感覚的にそう感じるだけだ、と思うのが普通ですが、僕は、これって実際に時間が短くなったり長くなったりしているんじゃないかと思っているんです。
 どういう事かというと――(ちょっとだけ難しそうな話をします)
 時間の進み方は一定ではなく、物体が移動する速度によって変化する事がわかっています。速度が速いほど時間の進み方が遅くなるとアインシュタインが相対性理論で予言し、実際に地球を周回する宇宙船の時計が地上よりわずかに遅く進む事が実証されています。(計算上は地上の1年は、光の速度の90%で進む宇宙船の中では5か月半になるらしいです!)
 僕は、この「速度によって時間の進み方が変化する」現象は、物理的な原因によってだけでなく、心理的な原因によっても起こるんじゃないかと思っています。つまり、楽しい面白いと思っている時の、心が活発に動いている状態(心の動きが速い状態)が時間の流れにも影響を及ぼして、普段よりも時間の進み方が遅くなるんじゃないかと思っているんです。学校で45分授業のチャイムが鳴った時、楽しいと感じていた人の中では実際には30分しか時間が経っていない、という事が起こっているんじゃないかと。15分も短くなっているんですから、そりゃあ「もう終わり?」と感じるわけです。逆に退屈な授業の時は心の動きが止まり時間の進みが速くなって、その人の中で1時間進んだ時にようやく学校の45分のチャイムが鳴る、という事が起こるわけです。15分も長いから「長かったな〜」と思って当然です。こんな風に、楽しい時は時間が短くて退屈な時は長いというのは、本当に時間の進み方が変化しているからだ、と僕は思うわけです。(同じ様に事故の時にスローモーションのように感じるのは、ホントに時間がゆっくり進んでいるからだ、と思っています。)

 もっと言えば、授業や遊びといった短いスパンだけでなく、人生という長いスパンでも同じ事が言えるのではないかと思っています。人生を仕事も趣味も充実させて活き活きと生きている人は見た目が若いですよね。これって、実際にその人の中で流れる時間が周りより遅くなっているからだと思うんです。心が楽しいと感じている(心が活発に速く動いている)時間が長い人ほど若く生きていられる。――これって、いい真理を突いていると思いませんか?

 以上、「楽しい1時間はあっという間なのに、退屈な1時間は長いですよね。これって…」でした。

#つぶやき #楽しい時間はあっという間 #時間の進み方 #光速と時間

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