禁酒した時のこと

俺が前の会社に勤務していた時のことである。
俺は酒好きだったw
主に宴会で飲むのはビール🍺で、それで最後まで行っていた。
宴会で酔うと、学生時代のノリが出てしまう。
一気飲みをしてしまうのだ。
俺の学生時代は、とんねるずの一気が流行っていた頃。
一気飲みは当たり前で、自分もやったし、後輩にはやらせていた。

ただ社会人だから、後輩に一気飲みをさせたりはしない。
平成初期だったが、一気飲み強要は、タブーだったから。まだハラスメントとはされていなかった。まだセクハラ程度しか、ハラスメントは使われてもいなかったから。

だから、俺は自分で一気飲みしていた。
そして、周りにはそれを見るのを要求していたw←馬鹿だね。

取引先の支店長が宴会に呼ばれて来ている前で、一気飲みして支店長が見てなかった時、「貴様！なんで見てない！」って怒鳴りつけたりしていた。
やばたにえん。
酔ってるからと許容されてた古き良き時代。

俺は鍋の蓋に日本酒を入れて、鍋蓋一気をしたりもした。
日本酒一気飲みは、やばたにえん。
これをやる時には、もう記憶が飛ぶ状況。
なにしろ幹事でやった飲み会で、この鍋蓋日本酒一気飲みをして、会計の時札を勘定できなくて、先輩社員に数えてもらったりした事もある。
当然この翌朝は、二日酔いで会社に電話して有給を取ったなぁ。

そんな俺が禁酒した時がある。
付き合ってた後輩の別部署に勤務する女の子から、少し痩せてと言われたのだ。痩せたら、旅行に行ってあげると餌も吊るされたしw
酒を止めると痩せられると、こう思った。
酒の席では、食ってしまう。これがガンである。
ビールを酔うほど飲むと水分も摂りすぎる。
つまり、酒はダイエットには百害ありで一利なし、なのだ。

でも会社の宴会には出ないわけには行かない。
俺は烏龍茶で耐えていた。
すると俺の酔っての狂乱ぶりが好きな社長が同席していて、「なんで彼は飲まないんだ？」と俺の上司を呼んで聞いていた。社長は、俺の鍋蓋一気が好きなのだw

なんとか飲まそうとする周りの誘惑に耐える俺。
こんな事もしていたのだったw

この時の禁酒は、俺が本当に1ヶ月で10キロ落としたのを彼女が引いてしまったので、やめたw
ダイエットやめたから、禁酒もやめたのだ。
彼女的にはダイエットしてる間のデートで食事に行かなかったのが不満だったそうだ。焼き肉食い放題とか色々食べ歩きしていたのが、全部別のデートプランとなりそれがあまり好みではなかったらしい。
あの、貴女が望んだからやったんですけどw