肉叩きで、下野のカウンターにいて叩かれた話

これは大学時代の話である。
昭和50年代。
鶴川駅にあった下野って季節料理の店に俺は行ってた時は、週に4日とか行っていた。
2つのサークルで、週に3回。俺ひとりで週に1回。ひとりで行っても、誰かは知り合いいたし、居なくてもマスターとかと話していられたから。
スマホどころかガラケーも存在しない時代だから、テレビ見てるか持参した文庫本とか読んでるだけだった。常連の中にはいつもひとりで来て、文庫本読みながら飲んでる人もいたなぁ。

俺はサークルのひとつ後輩の女の子と付き合っていた。だが、その子の同期のクズ野郎に取られてしまった。と言うよりは、クズ野郎とくっつきかけてる時に俺が奪い取って付き合ったんだけどねw

そのクズ野郎も女の子も俺のプロレスサークルの人間の顔はしっていた。付き合ってる相手のサークルメンバーで、学内でよく一緒に珈琲飲んでたから。

クズ野郎とその子は、付き合い始めてから、学内や駅前で腕を組んで歩いてたり、手を繋いで歩いたりしていた。
だが、俺のプロレスサークル人間を見かけると、パッと離れて歩いていたそうだ。目撃者多数w
俺はそのわざとらしさにクズ野郎への敵意は増して行く一方だった。他のサークルで俺が先輩でクズ野郎も女の子も後輩だから、一緒になる場面はある。すげ〜微妙な雰囲気ではあった。

ある日下野のマスターが、駅前を歩いていたら、クズ野郎とその子が腕を組んで歩いていたそうである。流石にマスター見かけても離れたりはしなかったそうだ。
で、その晩俺が飲みに行ったら、「クズ野郎とあの子、腕を組んであるいたよ。」とマスターに言われた。
「ふーん」と俺が黙殺していたら、マスターは肉叩きで俺の肩を叩きながら、「腕組んで歩いてたよー!どうなの?どうなの?」と連打されたw
俺は豚肉かw

その日は、俺はとんかつ定食を注文して、付け合わせのキャベツだけで、ご飯をお代わりして、3杯お代わりしてやったw
お代わりは無料だったから。

その後店のご飯お代わりは、200円になったw

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