ちょっくらシルクロード横断してきます〜中東・アジア旅行記ep 74〜
第八章 イエメン編
三十路センチメンタルジャーニー
ep74 Zeebraとジブラとアイワのモスク
本日は元旦。あけましておめでとうございます。皆さん今年もよろしくお願いいたします。と気持ちも新たにいきたいところだが、街には相変わらず何の変化もない。昨晩のフレンチカンカンが嘘のように、街は通常営業といった感じだ。
ということで、このままだと再び何もしない日を過ごしそうなので本日はジブラという小さな街に日帰りで行くことにした。ちなみに僕らの青春時代にいちびって聴いていたジャパニーズラッパーの大御所Zeebraとは何の関係も無い。このジブラは中世の街並みをそのまま残した、イエメンでもちょっとした観光スポットということだ。ただでさえイエメン全体が中世のアラブ感をこれでもかと出してくる国なのに、さらに中世アラブマシマシという二郎系を彷彿とさせる。
せっかくなのでiPodで僕の青春の1ページを彩ったZeebraとDragonAshのコラボを聴きながら乗り合いバスを乗り継ぎドライブすること約30分、石畳のひかれている古い街ジブラに到着した。街の建物そのものもかなり古く、何割かは既に崩壊してしまっている。イエメンの中では有名な部類に入るジブラではあるが、街人たちはとてもなつっこく観光ずれしている感じがしない。「私あなた友達」と片言で話しかけてきて勝手に観光案内をする自称友達などは皆無である。
街の中心に立つモスクは『アイワのモスク』と呼ばれ約1000年前にここら一帯を治めていたアイワの女王が建てたものと言われている。デザインも、サナアとは違い漆喰がメインになっており、ちょうど配色もサナアの逆になった感じだ。町自体が山の山頂にあるため眺めがよく、町歩きがとっても気持ちいい。とっても心落ち着く良い散歩日になった。
読んでくれた人へ
今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)