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アラフィフおばさんの日々の事

●えこひいき監督 その3

入部して3日目、なんとなく可愛がられている子とそうでない子がいる事に気付きました。
人間だし、私も人の好き嫌いがあるからそんなもんだよなって思いました。

お気に入りの子が投げたボールをとれないと、
とれなかった子は「ちゃんととれや」と怒られていました。
野球はまったく分からない私でも、あんな暴走した球とれるはずないよな~と思いました。
逆もありました、お気に入りの子が取り損ねると、「ちゃんと投げてやれ」もありました。
もちろん、あれは、とれない方のミスじゃないか?と思いました。

時系列はバラバラですが、
ある日いつものポジションと違い、やりたいところをやってみようと言う事がありました。
子供達はとてもはしゃいでいました。
みんな思い思いのポジションを楽しんでいました。
その中でも、特に嫌われていたAくんが、ピッチャーをやりたいと何度かお願いしていましたが、無視。三回目か四回目に「うるさいねん、うっとうしいねん」と怒鳴られていました。
私はスポーツの縦社会はよくわかりません。
でも相手は小学生ですよ。可哀想だったなぁ。
自分以外のチームメイトが楽しそうな中、
悲しかったでしょう。
親御さんはたまたま見学されておらず、
その場面を見ておられなくて、良かったと思いました。
捕捉ですが、Aくんとても人懐っこくていい子です。そして、Aくんも監督から嫌われている事は知っていて、よく「俺は嫌われてる」って言っていました。私は、「Aくんが期待されているから厳しい事言うんだよ」と返すのが精一杯でした。


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