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【初訪問】すみだ北斎美術館で画狂老人卍の作品が見たい!

皆さんどうも、休日博物館フォトグラファーのもも🍑です。
今回は、墨田区にある「すみだ北斎美術館」にいってきたので、そのレポ&備忘録を書きたいと思います。

画狂老人卍ってだれ?

まずはこの絵を見ていただきたいです。

画狂老人卍筆

詳しい人ならば簡単にわかると思いますが、画狂老人卍とは、葛飾北斎が晩年に使用していた画号です。
最近は某テレビ局でも「北斎になりたい」中学生が解説をしていましたね。
筆者もその番組影響され、すみだ北斎美術館にいってきました。

建物の外観

北斎美術館は、墨田区の緑町公園内にあります。ちなみにこの場所は、北斎に生誕地でもあります。
写真を撮っていないのが残念ですが、銀色の大きな建物で、アルミパネルで覆われNという字のようになっていました。建築家は、かのプリツカー賞を受賞している妹島和世(せじまかずよ)です。線路が近いため、総武線からも見えます。

常設展の展示

北斎の一生涯の作品が時系列ごとに並べてあります。
浮世絵も代表的なものからマイナーなものまで、幅広く展示してありました。
写真撮影は可能なものが多かったですが、前掲の肉筆画の左となりには絶筆と名高い「富士越竜」はさすがに写真撮影不可でした。(そもそもこの絵は、小布施の北斎館にあった気がしていて、よくわかりませんでした)
ちなみにこちらの画号は、九十老人卍でした。

他にも北斎と、娘のお栄のジオラマがありましたが…
妙にリアルなのに追加で、数分に一度北斎の筆が少し動くようななっていました。
筆者は原爆資料館(撤去済み)や、佐土金山のジオラマがリアルすぎて&動いたり喋ったりがとても苦手なので、本当にビックリしました…怖いんですよね

常設展プラスのエリア

今回は、こちらもお邪魔してみました。
常設展にプラスの料金ですが、見る価値はあると思いました。
理由は、

  • 北斎漫画等の復刻版が手に取ってみれる

  • 日本に里帰りした絵巻物が展示してある

の2点です。撮影は不可なのでじっくり見ていましたが、北斎漫画は特に面白かったです!少ない手数であんなに豊かな絵を描けることに感動しました!

企画展「北斎バードパーク」

今回は企画展にもお邪魔しました。
が、あまり鳥については一般常識レベルでしかしらなかったため、本当に見るだけになってしまって、残念でした。展示自体は豊富でした。
ちなみに、筆者がここで得られた知識は、

  • 曲亭馬琴は鳥好きで一時は十数種類飼育していた

  • 執筆がおろそかになり、一年後には一種類を残して手放してしまった

ですかね。里美八犬伝連載中かは定かではないですが、趣味にかける熱量がすごいなあと感心しました。

まとめ

駅から少しはなれていて中々いっていませんでしたが、また企画展の際にはうかがってみたいと思いました。

また、全体的にフランスの方を中心とした海外の方が多く来館されており、北斎の世界的な人気を窺いしることが出来ました。


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