鼻が詰まった時の対処法

花粉シーズンの頃、妻と息子は悲惨だった。マスクをしていても鼻水が止まらず、病院で薬を処方してもらっていた。薬を飲めばマシにはなるが、マスクは手放せないと言っていた。
日中は鼻水との戦いになるが、夜寝る時は鼻が詰まる。鼻で呼吸ができず口呼吸になる。いびきも酷くなるし、喉も乾燥でやられる。結果息子は咳を出すようになり、幼稚園を休むことになる。ドラッグストアで鼻腔拡張テープも買ったが、息子はすぐに剥がしてしまう。
花粉シーズンが終わるまで、常に妻と息子の体調が悪かった気がする。薬はちゃんと飲んでいたのに。
ちなみに娘はそこまで酷くなく、たまにくしゃみをする程度。自分もマスク無しで生活していた。

ゴールデンウィークが明けた次の週、自分は新型コロナに罹った。ネットの友達も2人ほど同じタイミングで罹っていたので、そういう時期だったのかもしれない。神奈川と大阪と岩手だから地域も関係なさそうだし。仕事を1週間休み、ゴロゴロする生活をしていた。
布団の上でゴロゴロしながら、「舌下免疫療法」についてなんとなくスマホで調べていた。花粉症に良いらしい。自分はダニのアレルギーの方が気になる。色々な病院のホームページを巡っていると、鼻詰まりの対処法について書いてあるのを見つけた。

「脇の下を強く押さえると、鼻の通りが改善されます。」

脇の下?マジで?
知らなかった。どうやら副交感神経が関係しているようだが、実際にやってみても効果を実感できる。すごい発見だ。これを見つけた人は天才かもしれない。学校でも教えるべきだ。鼻が詰まったら鼻をつまんで息を止めてどーたらこーたらしていたのだが、そんなものは要らなくなった。

この方法は息子にも使えた。息子は口を開けて口呼吸しながら寝る事がある。そのときに息子の両脇に手を入れてぎゅーっと5秒ほど圧迫する。寝入ってる息子はこんな事しても起きない。その後は息子の口を閉じて鼻呼吸しているか確認。これで解決。息子の喉は守られた。

花粉シーズンに知っていればもっと役に立ってたのになぁ…。
ちなみにコロナは家族の誰にも感染しなかった。発症したとき娘は自分と添い寝してたんだが??

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