婚活エアプが婚活について語る

マッチングアプリは便利だ。勧誘に。ネットワークビジネスが流行っているのはマッチングアプリのおかげだろう。
ぼったくり居酒屋への誘導にも便利だ。モテない男性は可愛い女の子にホイホイついて行ってしまうからだ。もちろん自分もだが。
マッチングアプリは基本的に女性は無料でできるため、登録のハードルも低い。有料にすれば治安はよくなるだろうな。

結婚相談所だとおそらく治安が良いのだろう。治安はいいのだろうけれど、結婚相談所のビジネスモデルは気に食わない。
顧客が結婚しなければしないほど儲かるのは、「百姓は生かさず殺さず」と同じ状態だ。実際、結婚相談所はかなり儲かるビジネスだと思う。
「結婚できないような人が登録する」時点で長期間の会員費が見込めるし、アドバイスが適当でもバレない。
マッチングさせても大体うまくいかず、勝手に失敗してくれる。出会いの場を提供さえしていれば、顧客が離れることもない。
RIZAPは結果にコミットするよう厳しく指導してくれるが、結婚相談所は何も指導しないことが利益の最大化となる。
もし月額の会員費でなく成婚によって支払いが発生するのであれば、良いビジネスモデルだと思えるのかもしれない。
その場合は今度は顧客が成婚直前に雲隠れするのだろう。現実は厳しいのである。

日本の生涯未婚率は増加しているが、原因の一つはお見合い結婚の減少だと思われる。結婚相手を親が決めて結婚させるのはとても効率が良いのである。
なぜなら親は結婚経験者であり、子育て経験もある。遺伝的に親子の価値観も似ているので、結婚相手を選んでもらうには最適な人間だ。
したがって本気で結婚したいなら、まず親を頼るべきなのである。最初は親の友達の子供を紹介してもらうだけでもいい。親のコネは大事。
お見合い結婚に納得できず離婚するパターンもあるだろうが、現状離婚率が高いのは若い世代なので、お見合い結婚世代の方が上手くいってる可能性すらある。
なお結婚相談所を経営するのは大抵若い独身なので、相談相手としては微妙なのである。顔と年齢と学歴と職業と年収しか見てないだろうし。

結婚相手を考えるとき、必ず年収を見ると思う。多いに越したことはないが、大雑把に計算してみる。
結婚生活に家賃9万円の家を借りるとしたら、その3倍の手取り27万円は欲しい。それなら額面年収410万円になる。
もし扶養内でパート等をするのなら手取りの年収が100万円増えるので、男性の年収は300万円あれば結婚生活ができる。
実は金銭面でみると結婚のハードルは低いのだ。贅沢したい等理想を追うのであれば別だが。あと都内は家賃が高いから足りないかもしれないが。
どうせ転職もするだろうし、無職でなければ年収は重要でないと思われる。年収で結婚相手を決めてはいけない。

次は年齢を見るのだろう。年齢は近いほうがいい。とりあえず±5歳の範囲でいいのではないか。かなり年上の相手と結婚して苦労した友達もいるし。
年齢が離れると価値観も離れる可能性があるので、割と重要だと思う。逆に価値観が同じなら問題ないが。

最後に見るべき部分は交友関係だ。これはプロフィールに書いていないため直接聞く必要があるが、一番重要かもしれない。
付き合いの長い(ネット上ではない)リアルの同性の友達が3人以上いる人であれば、とりあえず地雷ではないはずだ。
付き合いの長さは3年くらいあればいいだろう。中学や高校、大学からの友達であれば条件を満たすはずだ。
むしろ付き合いの長い友達すらできないのに、この先何十年も続く結婚生活なんて無謀にもほどがある。友達がいない人はまず友達を作る努力をするべき。
友達がいないという時点で人間関係に何かしらの問題を持っているとも考えてよい。触らぬ神に祟りなし。言い過ぎかもしれないが、結婚は人間関係の延長なのだ。
また、友達がいないと交際相手に依存する傾向がある。依存関係になるとストレスが溜まり長続きせずに破綻する。
まぁ常に構ってもらえるので恋愛対象にするなら良いかもしれんが、同棲したら多分終わる。別居婚なら上手くいくかもしれない。

ちなみに男女交際の経験の有無については聞かなくてよい。恋愛と結婚は全くの別物なのである。
あと清潔感は清潔なのでなく、爽やか系イケメンだというのも婚活とは関係ないので今回は触れない。美容師を頼れ。

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