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【R3.6.1】③好奇心がなければ。責任感だけで自治会長は引き受けない。

今日は1日。 月発行の「自治会だより」と回覧配布の日です。 準備してたつもりでも、バタバタして疲れてしまう。 まだ慣れません! 来月また頑張ろう。


好奇心は大きなバネ。

「なぜ自治会長になったか」の話のつづきです。 私が自治会長になったら、どういう影響があるだろう?という好奇心と、自治会長になることで出会うだろう人々への好奇心と、古くから続く自治会という団体を探ってみようという、探求心みたいなもの。 それらが立候補の後押しをしました。


私が会長になることで、きっと2年後に再び次期候補者になる男性たち・・・今回は頑なに断ったけど、

「仕方ない。 子育てパート主婦なんかが出来る仕事なんだったら、自分にも出来るかもしれないし」

と、急に会長職がとても敷居の低いものだと感じるかもしれません。 

そうしてまた、順番に会長職を回していくことが、滞らずに続いていくといいと思いました。

それに、「女性が自治会長!」という扉が開けて、他地域でも女性自治会長が増えていく・・・なんていう波及効果があるかもしれません!?


新しい場所に飛び込めば新しい出会いがある。 


私は海外・国内での引っ越しが多いからか、「地域性」「異文化」的なものに興味があります。「異文化交流」「化学反応」というワードにも多く触れてきました。

自治会副会長をしていたとき、子育てと仕事をしていただけでは出会わない「(強いて言えば)異文化」の人達と、普段着の姿で会っていました。  

全然知らないけど威張ったおじさんや、ニコニコしたおばあさん、大人しそうな若い女性や、表情の硬い若い男性・・・そんなこんな、日頃はなんの接点もないような一同が集まる地域集会(組長会議など)。 そこでの飾らない意見交換やちょっとした雑談は、非日常的で、開き直ってしまえばけっこう面白いものです。

また、地域に知り合いが増えて挨拶が増えることは単純に嬉しいです。 顔を上げるし、日々の生活に張りが出ます。

自治会長になったら、更にその相手が増えて、しかも他自治会との関わりが出来て、町の「地域性」が覗けるのです。 

自治会長て面倒そうだな・・・と思いつつも好奇心が膨らみました。  


なぜ自治会はずっと存在し続けているのか。

また、私自身が非営利団体の代表をしている関係で、自治会という長きに渡り日本に存在している「団体」の可能性を探りたいとも思っていました。 

全国でNPOなど、非営利団体は続々と立ち上がっては消えています。 一方で自治会は、とくに地方では非常に根深く、そのスタイルをほぼ変えることなく脈々と受け継がれています。 

忘れ去られていたかのように、自治会は女性参画が遅れていたように思います。

どんどん新たな団体が出来ているけど、既存の自治会が出来ることってあるんじゃないかな?

「エコ」の考えは、既に在るものの存在価値を見直して、上手く使うということですよね。 自治会と自然環境との関係性はちょっと分からないけど、考え方としては同じです。

でも場所によっては、自治会を解散・解消するところもあるし、私が住んでいた海外の町にはありませんでした。 自治会のような繋がりがなくても、とくに何の不自由も感じていませんでした。 なぜでしょう?

これは副会長のときから、時間があるときに少しずつ調べようと思っていました。 でも実際に会長の目で中身を見られるなら、今は絶好の機会なのでは…と、半ば実験的な気持ちで考えました。  

以上のことから、最終的に自分から手を上げました。 

任期を終える2年後、何が見えているでしょうか。 

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