見出し画像

任地No.1観光スポット

任地、コンポンチャム州。
首都プノンペンからバスで2.5〜3時間の地方都市。

首都からは比較的近く、様々な州とバスで行き来できる。また、中継地にもなっている。
首都から北東の自然豊かな観光都市に行く時に立ち寄る観光客も少しはいる。
前首相の出身州、お金持ちの人が多い、チャム族という少数民族が多く暮らす街。


そんな任地のおすすめ観光スポットは、

乾季にだけ出現する、竹橋。


(これしかない、というくらいに竹橋を推す)


ポイントは乾季にしかないという期間限定!

メコン川があるコンポンチャム州には、日本の支援で建設された「きずな橋」がある。またその後、メコン川に浮かぶ島(コッパエン)との間に韓国の支援でも橋が建設された。


それらの橋がないときは、船を使ってメコン川を渡っていたようだ。

また、コッパエンとの間には竹で編まれた橋が乾季の期間限定であった。
昔は、竹で作られた橋の上を車やトラックまでも通っていたんだとか。
信じられない!


なぜ期間限定なのかというと、乾季に入り水位が下がった時に人の手で橋が作られ、雨季になり水位が上昇し水の勢いが増すと橋が壊れ自然に流されるからだ。


12月中旬 竹橋作成開始 おじさんたちがパンイチで川に入り土台から作っていく


前回の雨季の始まり頃。流される竹橋


1つ前の画像画像から1週間もしない間にどんどん流されていた。


いつもあるわけではない橋、また橋を渡った先のコッパエンには自称ビーチリゾートがあるので、乾季に他州や日本から友人が来た時には必ず渡っている。


先日、女子バレーチームの子達と話していると、
「先生、竹橋渡ってコッパエンに行った?」
と聞かれた。
『もちろん!今年すでに2回行った!』と言うと、彼女たちは驚いていた。

「怖くないの?泳げるの?」と。

竹橋は歩くたびに、ミシミシ音がするので初めて行った時はとても怖かった。
壊れるんじゃないか、人の手で作ったって大丈夫?丁寧に作ってくれてる?と。笑
落ちたらそこはメコン川。茶色の水。何がいるか分からない。絶対に入りたいくない。笑


2回目からは、もう怖さはない。
橋は1km以上あるので、長いなぁと思うくらいだった。

彼女たちは、
橋は壊れるかもしれないし、もしメコン川に落ちたら泳げないから怖くて渡れない、と言っていた。

カンボジア人は泳げる人が少ないけれど、怖いもの知らずな人が多い印象だったし、橋を渡った先にはカンボジア人の大好きな写真スポットがたくさんあるのでもちろん彼女たちの喜んで行っているのだと思っていた。


そんなカンボジア人もいるんだなぁ。笑


「カンボジア人もやればできるんだ!」と書いてある看板。かなりの意訳。笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?