カンボジアで考える日韓関係
最近韓国人ボランティアの男性と出会った。
彼は私が行っている学校の1つでパソコンの授業を担当し、近くの青少年センターで英語も教えている。
何度か一緒にご飯を食べたりお茶をしたりした。
今日もお茶をしてきた。(彼は帰ったが私はまだカフェにいる。)
彼との会話は99%英語。
なのでほぼ聞いている。9割聞いて1割彼の話に同意か(頷く)質問するか。笑
昨日も色々話したけど、もっと日本のことを知りたいと言うので今日もおしゃべりした。(いや、ほぼ聞いてた)
カンボジアでの生活のこと、学校でのこと、家のことなどは質問されたらカタコトや単語でも答えられるけど、今日の彼からの質問はとても難しかった。
『日本と韓国の関係についてどう思うか。』
まず、日本語でもこの質問にしっかり答えられる気がしない。
個人的には韓国に対して嫌な感情はないし、韓国の文化や韓国料理も好きなものが多い。
でも、二国間の関係について聞かれると話が大きすぎてなんとも言えない。
「日本人は韓国のことをどう思っているのか。」
この問いに私の個人的意見を述べていいのだろうか。
多くの日本人はこう考えていると思う、という私の考えは合っているのか。
なんと言えばいいのだろう。。。と考えるうちに余計に言葉が出てこない。(英語だからとても口数が減っているのに、さらに。)
彼は、
日本と韓国はもっともっと協力すべきだ!!
という強い意志を持っていた。
例えば、台風は日本を通った後に韓国に近づくことが多い。
日本での台風情報をもっと韓国に知らせてほしい。
台風での災害をなん度も経験している日本から、その経験を教えてほしい。
地震についても同じ。
日本の経験を韓国に教えてほしい。
福島原発の教訓を韓国に教えてほしい。
日本と韓国が協力すればアジアはもっと良くなる。
経済の分野、エネルギーの分野などももっともっと協力出来るのではないか。
そのためには国民が協力し合うようにマインドを変える必要がある。
彼の世代(多分50〜60代)で二国間の関係を良くし、次の世代に渡さなければならない。
昔は二国間で様々な問題があった。
日本は韓国を侵略した。
韓国の文字、服、教育、文化を日本のものにすり替えようとした。
それについて韓国人は怒っている。
でもそれは昔の話で、今は協力しなければならない。
お互いの国の政治家は今協力しなければならない。
こんな感じの話を聞かせてくれた。
もっとあったと思うけど、英語に疲れて全ては理解できなかった。涙
英語が話せたらもっと自分の意見が言えたのに。
韓国人と日本人でも英語でコミュニケーションが取れたのに。
あーやっぱ英語やな。と思いながら今日もクメール語。笑
彼との会話で、もっともっと社会情勢にも興味を持った方がいいなぁと思った。
どんな意見だろうと、意見がない、よりはいい。
カンボジアの地で日本と韓国について考えた時間だった。
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