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協力隊。初めの一歩。

初出勤。

5月。
同期から遅れること1か月。僕は四万十町地域おこし協力隊になりました。
スーツは着なくていいだろうと思っていましたが、役場ということなので、チノパンにYシャツで出勤しました。

初日は、僕と同じ日に入ったNさんと一緒に大正地区の先輩協力隊の2人に連れられ町内各所へ挨拶回りです。
(当時、四万十町の協力隊は新人のお世話を各地域の先輩隊員が行っており、挨拶回りや仕事のことなどは先輩隊員から教えてもらいました。)

四万十町の広さは642㎢。
東京23区(626㎢)とほぼ同じ広さです。
その日は移動して挨拶するだけで一日が終わりました。

雨のGW。


最初の仕事はすぐにやってきました。
5月といえばそうGWです。

近くの道の駅で毎年GWにイベントをしているのでそのお手伝いに駆り出されました。

仕事は、駐車場の整理。
正直初めてです。

そんな難しい仕事ではありませんでしたが、その日は生憎の雨。
雨の中、まだあまり知らない役場の方たちとコミュニケーションを取りながら駐車場整理をしました。

いきなりの洗礼でしたが、こういったイベントの裏方になることができてこの時は充足感に満たされていました。
何かこう、「地域の人間として関われている」
そんな気持ちになっていました。

四万十町地域おこし協力隊集合!

GWも過ぎたある日。
普段は窪川、大正、十和で分かれて活動している協力隊が一同に介するという機会がありました。

この日集まったのには2つの理由がありました。
まずは、5月に着任した大正の2人でその年に入る協力隊が揃ったのでその顔合わせとケーブルテレビでの新人協力隊紹介の撮影。

そして、もう一つは四万十町地域おこし協力隊のHPを作るための全体写真の撮影のためでした。

まずは、ケーブルテレビの撮影です。
この年入った新人協力隊は全部で6名。一人2分程度で自己紹介をしていきます。
ケーブルテレビとはいえテレビ。
それなりに緊張しました。

特に、四万十町のケーブルテレビは同じ映像が1週間何度も流されるため、見ている方が多く、それなりに影響力があります。
地域おこし協力隊はケーブルテレビに出る機会も多く、ケーブルに出たあとは近所の方から「ケーブル見たよ」と声を掛けられることもしばしばです。
また、僕自身もケーブルテレビから地域の情報を得ており、ケーブルは地方ならではの情報収集、PR方法だと思います。

続いてはHP用の全体写真の撮影です。
正直この日初めて僕は全員の協力隊と会いました。

僕たちが入る前までの四万十町には協力隊が、窪川、大正、十和でそれぞれ2人ずつの計6人。そこに僕たち6人が入ったので一気に12人という大所帯となっていました。
2015年当時、この人数は高知県下では2番目ぐらい。全国的みても多かったのではないかと思います。

そんなこんなで怒涛のように日々が過ぎていきました。


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